【米国】
為替(2023年8月21日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 145.39 (円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.0873 (米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 158.11 (円)
ポンド円 GBP/JPY 185.11 (円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.2733 (米ドル)
8月18日のニューヨーク外国為替市場では、やや円が買われる展開となった。米長期金利が低下したことを受けて、日米金利差の縮小を意識した円買い・米ドル売りが優勢となった。ここ数日は、FRB(米連邦準備理事会)が政策金利を長期に渡って高水準で維持するとの見方が台頭し、米ドルが買われていた。その反動により、短期的には利益確定売りが出やすかった。
債券市場では、金融政策の影響を受けやすい2年債の利回りが10年債(長期金利)の利回りを上回る現象(逆イールド)が継続しており、2年債が4.94%、10年債が4.25%となっている。
米ドル円は145.39円で取引を開始。朝方から軟調な展開となり、一時は144.93円まで下落した。取引時間の後半は反発する展開となり、145.39円で取引を終えた。
ユーロドルは1.0863ドルで始まると、方向感を欠く展開となった。一時は1.0845ドルまで下落したものの、その後は1.0881ドルまで上昇。1.0873ドルで引けた。ポンドは、対米ドルで1.2733ドル近辺での取引となっている。
ユーロ円は157.94円で取引を開始。取引時間の前半に158.22円まで上昇したものの、その後は徐々に水準を切り下げ、157.66円まで下落した。ただし、引けにかけてはやや反発し、158.12円で取引を終えた。
株式
NYダウ平均 USD 34,500.66 25.83 (+0.07%)
NASDAQ総合 USD 13,290.78 -26.14 (-0.20%)
S&P500 USD 4,369.71 -0.64 (-0.01%)
米株式市場のダウ工業株30種平均は小動きとなった。引き続き中国経済への先行き不透明感が意識されたものの、一部の銘柄では値ごろ感から買いが入り、相場を支えた。個別では半導体製造装置大手アプライド・マテリアルズや製薬大手イーライリリーなどが上昇した一方、検索大手アルファベットや電気自動車大手テスラなどの下落が目立った。
債券・商品先物
米国債10年 4.2507% (-0.031)
NY原油(WTI) USD/バレル 80.66 (+1.21%)
NY金(COMEX) USD/オンス 1,916.5 (-0.14%)
【日本】 米金利低下やポジション調整により円が買われる展開
為替(17時)
8月18日の東京外国為替市場では、円が買われる展開となった。ここ数日は円安に振れていたこともあり、週末のポジション調整に伴う反対売買も出やすかった。米長期金利が下落したことを受けて、日米金利差の縮小を意識した円買いが優勢となった。ただし、国内株式相場がプラスに転じると、一時的にリスクテイクに伴う円売りが進む場面もあった。
米ドル円は145.83円で取引を開始。この日は徐々に水準を切り下げる展開となり、一時は145.16円まで下落した。終盤にかけてはやや反発し、145.30円で取引を終えた。
ユーロドルは1.087ドルで始まると、一時は1.0894ドルまで上昇する場面があった。しかし、その後は軟調な展開に転じると、一時は1.0864ドルまで下落。そのまま軟調に推移し、1.0873ドルで引けた。
ユーロ円は158.53円で取引を開始。一時は158.59円まで上昇したものの、その後は水準を切り下げる展開となった。一時は157.76円まで下落し、157.99円で取引を終えた。
債券
10年長期金利 0.6257% (-0.024)
【注目の市場イベント】
8月23日 ユーロ圏製造業PMI(購買担当者景気指数)(速報値)
8月24日 耐久財受注(前月比)(速報)
8月24日 新規失業保険申請件数