為替(2024年2月23日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 150.50 (円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.0821 (米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 162.87 (円)
ポンド円 GBP/JPY 190.54 (円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.2633 (米ドル)
米ドル円
19日(月)からの週は、米国休場で目立った経済指標もないため、小幅な値動きでもみ合いとなっている。東京オープンからドル売りが進行し150円を割り込むも底値は固く、再び150円台に回復し、150.19円までドル買いが進んだ。
20日(火)の午前中には、ドル買いでスタートし150.43円まで高値を付けるも、米10年債利回りの緩やかな低下が重しとなり、午後にはドルが売られ149.68まで安値を押し下げた。その後は150円を挟み揉み合いが続いた。
21日(水)の東京時間は値動きのきっかけとなるようなニュースはなく、揉み合いが続いた。夜になると、米10年債利回りが4.3％台まで上昇すると、ドル円もドル買いが優勢となり150.39円の高値を付けた。ただ上値も重くFOMC議事録公表では、「早期の利下げにはリスクがある」といったタカ派発言がある中で、一部では「インフレの進展が停滞する可能性もある」というハト派の発言もあり、再び150.2円台まで下押した。
22日（木）には、日経平均株価が史上最高値を更新したことなどを受け、リスクオンのドル売りが進行した。しかしニューヨーク時間の米国の堅調な経済指標の結果を受け再びドル買いが進行した。
ユーロドル
ユーロドルの19日(月)は、米休場で目立った経済指標もないことから1.078ドル付近で揉み合いが続いた。夜にはドル買いが進み1.0761ドルまで安値を押し下げるも底値は固く再びユーロ買いとなった。
20日(火)は東京オープンからドル買いが進むも下値は固く、その後は米10年債利回りの緩やかな低下を受けてドル売りユーロ買いが進行し1.0838ドルの高値を付けた。その後はドルが買い戻され、1.080ドル台で引けた。
21日(水)は、東京時間にドルが買われ安値を下押すもニューヨーク時間には堅調に推移し、1.082ドル台まで上値を伸ばした。
22日(木)は堅調に推移し、東京時間引けにかけて今日含み。1.0888ドルの高値を付けた。しかしその後のニューヨーク時間には、米国の堅調な経済指標の結果を受けて米10年債利回りが上昇したことでドル買いが進行し、東京時間の上昇をすべて戻す形となった。
しかし底値も堅く、1.082ドル前後で揉み合った。
ユーロ円
ユーロ円は、19日(月)は円買いユーロ売りの流れからスタートした。一時161.47円まで安値を押し下げるも底値は固く、再び前週からの流れを引き継いだユーロ買い円売りの展開となった。
20日(火)には、161円台後半で揉み合いが続くが東京時間終了後にユーロが買われる展開となり、162.36円の高値を付けた。
その後買いは一服し、21日(水)は162円を挟み揉み合いが続いた。
22日(木)には、堅調に推移し東京時間の引けにかけては、ユーロ高が加速し、163.46円の高値を付けた。東京時間が終了後にはさらに上値を伸ばし、163.46円の高値を付けた。
しかしその後は、円が買い戻され162.64円まで安値を押し下げた。ただ底値も堅く162.87円まで戻して引けた。
2月19日 9時00分 ～2月23日 6時00分までのレンジ幅
米ドル円 USD/JPY 149.68～150.69(円)
ユーロドル EUR/USD 1.0761～1.0888(ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 161.47～163.46(円)
ポンドドル GBP/USD 1.2579～1.2709(ドル)
ポンド円 GBP/JPY 188.90～190.83(円)
株式
米株式市場は、週明けの19日(月)はプレジデンツデーにより休場。
3連休明けの20日(火)は、連邦準備理事会（FRB）の早期利下げ観測の後退で売りが優勢となった。21日(水)に決算発表を控えているエヌビディア株は一時7％の下落をする場面もあった。
21日(水)は、米10年債利回りが上昇をする中で、エヌビディア株の下落も不安材料となり、株安が続いていた。しかし、引けにかけてまとまった規模の買いが入り、始値を上回り引けた。
22日(木)には、時間外に発表されたエヌビディアの予想を上回る好決算で、同社の株価は大幅に上昇した。それにつられる形で、ハイテク株も上昇しナスダックは2.9％の大幅上昇となった。