【米国】欧州株式の上昇を背景に全般でユーロ買いが優勢
為替(2024年7月5日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 161.22 (円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.0810 (米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 174.28 (円)
ポンド円 GBP/JPY 205.61 (円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.2758 (米ドル)
7月4日のニューヨーク外国為替市場は、米独立記念日の祝日で株式・債券市場が休場となった。フランスの政治情勢をめぐる不安が和らぐ中で、欧州株の上昇を背景に、全般でユーロ買いが進んだ。ただ、4日が米国休場で市場参加者が少ないことや5日に米雇用統計の発表が控えていることで、勢いはなく値幅は大きくはならなかった。
米ドル円は、東京時間からのドル売り・円買いの流れを引き継ぎ欧州時間に161円を割り込み160.94円の日通し安値を付けた。もっとも底値は固く徐々に安値を切り上げて引け前には161.28円まで戻した。ただ、米国が独立記念日で株式・債券市場が休場となっていることで市場参加者は少なく、勢いはなかった。
ユーロドルは、フランス政治や財政を巡る懸念が和らぐ中で、欧州株式の上昇を背景にリスク・オンのユーロ買い・ドル売りが進行し、24時台に1.0813ドルの高値を付けた。ただ、前日高値の1.0816ドルを前に勢いわなくなり、揉み合いが続いた。
株式
NYダウ平均 USD 39,308.01 ±0(±0%)
NASDAQ総合 USD 18,188.30 ±0(±0%)
S&P500 USD 5,537.01 ±0(±0%)
株式市場では、米独立記念日の祝日で休場。
債券・商品先物
米国債10年 4.347% (-0.008)
NY原油(WTI) USD/バレル 84.23 (+0.54%)
NY金(COMEX) USD/オンス 2365.3 (-0.01%)
【日本】手掛かり材料に乏しいなかで、相場は小幅に推移した
為替(17時)
7月4日の東京外国為替市場は、手掛かりとなるような材料にかける中で、全般小幅に推移した。クロス円は歴史的な高値で推移していることもあり、5日の米雇用統計を前に持ち高の調整と見られる円買いも確認された。本日は米国が休場ということもあり、積極的な取引は控えられている。
米ドル円は、東京仲値にかけてドル売り・円買いが進行し161.13円まで安値を押し下げたが、仲値後は161.57円まで下げ渋った。依然として円売り圧力は強いものの、5日に控えた米雇用統計の発表を前に持ち高の調整による円買いも見られ上値が重たく、引けまでに再び161.26円まで安値を押し下げた。
ユーロドルは、ドル円での仲値以降にドル買いが優勢となったことを受けて、1.0783ドルまで下押す場面があったが底堅く、欧州勢が参入後はドル円の下落を眺めながらドル売り・ユーロ買いが優勢となり1.0795ドルまで上値の伸ばした。もっとも値幅は小さく動意が薄い状態が続いた。
ユーロ円は、東京仲値にかけて173.94円まで値を下げたものの、ドル円のじり高を見て174円台を回復。手掛かりとなる材料が乏しい中で、ドル円の下落につ入れて174.04円まで下押したものの174円の節目がサポートとして意識されており、下げ渋った。
債券
10年長期金利 1.075 % (-0.020)
【市場主要イベント】
5日 米 非農業部門雇用者数変化
加 新規雇用者数