【米国】デンマークの米国債投資撤退報道を受けて、米国債安が進行した
為替(2026年1月21日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 158.21(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1719(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 185.41(円)
ポンド円 GBP/JPY 212.53(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3433(米ドル)
1月20日のニューヨーク外国為替市場は、デンマーク領グリーンランドの領有権を巡り米欧対立が深まる中で、「デンマークの年金基金アカデミカ-ペンションは米国債投資から撤退」との報道が伝わると、米トリプル安となった。引けにかけては、米10年債利回りが4.29%台まで戻したことで、ドルが買い戻された。
米ドル円は、「デンマークの年金基金が米国債投資から撤退」との報道を受けて、米債安やドル安が進行した。22時台には157.47円まで下値を拡大したが、前日安値の157.43円が目先のサポートとして意識されると下げ渋った。また日本の財政悪化への懸念も根強く158.30円まで買い戻された。
ユーロドルは、グリーンランドを巡って米欧関係が緊迫化する中、米株式・債権・通貨が売られトリプル安となった。デンマークが米国債から撤退との報道が伝わると、ドル安が進行し1.1769ドルまで上値を伸ばした。もっとも買い一巡後は売り戻され1.1711ドルまで下押した。
株式
NYダウ平均 USD 48,482.27 -875.91(-1.77%)
NASDAQ総合 USD 22,955.94 -558.48(-2.37%)
S&P 500 USD 6,796.75 -142.55(-2.05%)
株式市場は、グリーンランドを巡って米欧対立が深まる中で、投資家がリスク回避姿勢を強め株売りが優勢となった。日本の長期債利回りが急上昇した事につれて、米長期債利回りが約5か月ぶりの高水準を付けたことも投資家心理を冷やし、NYダウ平均は一時930ドル超下落した。
債券・商品先物
米国債10年 4.291% (+0.064)
NY原油(WTI) USD/バレル 59.43 (+0.10%)
NY金(COMEX) USD/オンス 4,761.4 (+1.81%)
【日本】米欧関係悪化を懸念したドル売りが優勢となった
為替(17時)
1月20日の東京外国為替市場は、一時ドル買いが先行した。その後は日本財政の悪化を懸念した円売りが優勢となった。またグリーンランドを巡る米欧の関係悪化懸念の高まりから、ドル売りが優勢となった。ベッセント財務長官は「各国にとって最悪の事は、米国に対してエスカレートさせることだ」「欧州諸国は米国債の保有を続けると確信」と発言した。
米ドル円は、東京市場オープン後に158.28円まで上昇したものの、仲値通過後には157.84円まで下押した。その後は方向感なく158円前後でもみ合う展開となったが、15時以降には円・株・債権のトリプル安と「日本売り」となり、158.60円まで強含んだ。ただ、買い一巡後にはグリーンランドをめぐる懸念もあり158.30円まで売り戻された。
ユーロドルは、対円でドル買いが先行すると1.1636ドルまで下押したものの一時的で、その後は米欧関係悪化を背景としたドル売りが優勢となり1.1672ドルまで上値を伸ばした。その後は調整の売戻が入ったが、欧州勢参入後には再びドル売りが優勢となり1.1693ドルまで上値を伸ばした。
ユーロ円は、ドル円の下げにつれて183.76円まで下押したもののユーロドルが上昇した影響を受けて、買戻しが優勢となった。ドル円の上昇とユーロドルの上昇が重なったことで強含み185.20円まで上値を伸ばした。
債券
日本国債10年 2.357% (+0.172)
【市場主要イベント】
21日 英 12月消費者物価指数
ユーロ ラガルドECB総裁の発言
22日 ユーロ ECB理事会議事要旨
米 7-9月期四半期実質国内総生産
米 11月個人消費支出
23日 日 日銀金融政策決定会合
日 12月全国消費者物価指数
日 植田日銀総裁の発言