【米国】原油の供給懸念が和らいだことで、「有事のドル買い」を巻き戻す動きが優勢となった
為替(2026年3月17日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 159.04(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1505(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 182.97(円)
ポンド円 GBP/JPY 211.83(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3319(米ドル)
3月16日のニューヨーク外国為替市場は、重要な石油ルートであるホルムズ海峡の通行が依然としてほぼ停止している中で、インドの船舶は通過し始めたと伝わったことで、WTI原油先物価格が下落した。なお、ベッセント財務長官は「イランの船舶はすでにホルムズ海峡を通過しており、我々は容認している」と話したほか、IEA事務局長は「過去最大規模の石油備蓄放出に加え、必要に応じて追加放出を行う可能性がある」と話した。
米ドル円は、ホルムズ海峡での船舶の通行が一部で始まったとの情報から原油価格は一時91ドル台まで低下し23時過ぎには158.85円まで下押した。ただ、売り一巡後には下げ渋り159.36円まで買い戻された。ただ、買戻しの勢いは限定的だった。
ユーロドルは、WTI原油価格の下落に伴いユーロ買い・ドル売りが優勢となった。インド外相は「同国のタンカー2隻がホルムズ海峡を通過した」と明らかにしたことで、原油供給不安が和らいだこともユーロ買い・ドル売りを促した。
株式
NYダウ平均 USD 46,946.40 +387.94(+0.83%)
NASDAQ総合 USD 22,374.70 +269.53(+1.21%)
S&P 500 USD 6,699.37 +67.17(1.01%)
株式市場は、ホルムズ海峡での一部船舶の通行が始まったことを受けて、投資家心理が改善すると買いが広がった。また米半導体大手エヌビディアは、ジェンスン・ファンCEOのへ津減を受けて、上げ幅を拡大したもののすぐに伸び悩んだ。
債券・商品先物
米国債10年 4.222% (-0.055)
NY原油(WTI) USD/バレル 92.98 (-4.10%)
NY金(COMEX) USD/オンス 5,011.3 (-0.23%)
【日本】中東情勢の悪化が長引くとの懸念から、全般でリスクオフの動きが強まった
為替(17時)
3月16日の東京外国為替市場は、週末に米国がイランの原油輸出の重要拠点であるカーグ島を攻撃したことで、原油先物価格は上昇して始まった。もっともその後は徐々に値を下げて、94ドル台まで低下した。ただ、その後は再び原油価格が上昇したことで、ドル買いが優勢となった。
米ドル円は、週末の米国によるイランへの攻撃を受けて石油価格が上昇して始まったものの失速したことで、159.25円まで売りが先行した。ただ、原油価格が持ち直すと159.64円まで買い戻された。原油価格の動向に左右され16時過ぎには159.17円まで下値を拡大した。
ユーロドルは、上昇してスタートした原油相場が一転下落したことを支えにショートカバーが先行し、1.1456ドルまで上値を伸ばした。その一方でユーロ円が下落した影響もうけたことで16時台には1.1414ドルまで下押した。もっとも前週末安値が目先のサポートとして意識されると下げ渋った。
ユーロ円は、ドル円が上昇したことを受けて正午過ぎには182.73円まで上値を伸ばした。もっともユーロドルが下落していることもあり上値は重たくなり16時台には181.67円まで下値を拡大した。
債券
日本国債10年 2.277% (+0.021)
【市場主要イベント】
17日 豪 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
18日 ユーロ 2月消費者物価指数(HICP、改定値)
加 カナダ銀行 政策金利
米 FOMC政策金利発表
19日 日 日銀金融政策決定会合政策金利発表
新 10-12月期四半期国内総生産(GDP)
英 イングランド銀行金利発表
ユーロ 欧州中央銀行(ECB)政策金利