為替(2026年1月30日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 158.64(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1604(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 184.09(円)
ポンド円 GBP/JPY 212.19(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3375(米ドル)
米ドル円
26日(月)は、前週末からのドル売り・円買いの流れを引き継ぎ売りが先行した。片山財務相は「日米財務相共同声明に沿って対応」と述べたほか、三村財務官も「為替、今後とも米米国当局と緊密に連携し適切に対応」述べた。一時154円を割り込む場面もあったが、154円割れでは買い圧力が強まった。日米金融当局による協調介入を巡る警戒感が広がる中で、20時過ぎにには153.30と昨年11月以来の安値を付けた。ただ前週末から短期間で大きく下落した反動から徐々に下げ渋り買戻しが優勢となったが、上値は限定的だった。
27日(火)は、前日までに大幅に下落した反動から持ち高調整目的の円売り・ドル買いが優勢となった。これに伴い、強含みし17時前には154.76円まで上値を伸ばした。小安く始まった日経平均株価が上昇したことで、投資家のリスク志向改善を意識した買いも相場を下支えした。日米当局による協調介入への警戒感が根強い中、円買い・ドル売りが先行した。片山財務相がG7財務省オンライン会合後の発言や、1月消費者信頼感指数やリッチモンド連銀製造業指数が市場予想を下回ったことも相場の重しとなった。全般でドル売りが活発化し、引け前には152.09円まで下値を拡大した。
28日(水)は、前日に円買いが進行したことを受けてショートカバーが入り153.07円まで買いが優勢となった。ただ、日米協調介入への警戒感は根強い中で上値は重たく徐々に売りが優勢となった。欧州勢参入後には152.28円まで売りが進んだが早朝の安値152.18円が目先のサポートとして意識されると下げ渋った。FOMCの結果公表を前にもみあったが、FRBが政策金利を市場予想通りに据え置くことを決定し、声明では「米経済活動は堅調なペースで拡大してきた。」として、従前の判断から引き揚げた。これに伴いドル買いが優勢となり、午前4時過ぎには154.05円まで上値を伸ばした。
29日(木)は、トランプ大統領のグリーンランドを巡る警戒感などが意識され152.77円まで売りが先行した。その後は155.39円まで買い戻されたが上値は重たく153円前後でのもみ合いが続いた。時間外の米10年債利回りが4.27%台まで高まり高止まりしていることで、17時にかけては153.42円まで上値を伸ばした。20時台には一時153.53円まで上値を伸ばしたものの、米国株安が進んだ影響からクロス円が下落すると、ドル円でも売りが進んだ。午前1時前には152.72まで日通し安値を更新した。その後は米国株が下げ渋るとドル円にも買いが入り153.07円まで上昇したが上値は限定的だった。
ユーロドル
26日(月)は、前週末からのドル売りの流れを引き継ぎ1.1876ドルまで上値を伸ばした。ただ買い一巡後には9月17日以来の高値圏で推移していることから、利益確定目的の売りも入り、上値が重たくなった。欧州勢参入後にはわずかにドルの買戻しが入り1.1836ドルまで下押した。NY勢が本格参入すると全般でドル売りが優勢となった。またロンドン・フィキシングに向けたドル売りのフローが観測されて、一時1.1907ドルまで上値を伸ばした。買い一巡後には伸び悩んだが、下値も硬かった。
27日(火)は、ドル売り・ユーロ買い地合いは根強く11時台には1.1899ドルまで上値を伸ばした。ただ、前日高値の1.1907ドルが目先のレジスタンスとして意識されたことで伸び悩み売り戻された。欧州勢参入後には調整のドル買い戻しが優勢となり17時までには1.1861ドルまで下押した。FRB次期議長人事を巡る不透明感や米政府機関が閉鎖されるリスクなども意識されて、この日もドル売りが優勢となった。トランプ大統領によるドル安容認発言をきっかけに全般でドル売りが加速すると、引け前には1.2083ドルまで上値を伸ばした。
28日(水)は、前日引けにかけて大幅に上昇した反動から売りが優勢となった。本日はFOMC結果公表が控えていることもあり持ち高調整も目的の売りも入り、1.1974ドルまで下押した。売り一巡後には下げ渋ると1.2025ドルまで買い戻されたものの、上値は限定的だった。ベッセント財務長官が「強いドル政策」を強調すると、ドル買いが優勢となった。またFOMC結果好評で政策金利を据え置いたものの、声明で米経済状態の判断を引き上げたことでドル買いを促した。午前4時過ぎには、1.1895ドルまで下値を拡大した。
29日(木)は、米10年債利回りが上昇したことを受けてドル買いが優勢となり1.1961ドルまで売りが先行した。その後は買戻しが優勢となり、16時過ぎには1.1996ドルまで上値を伸ばしたが、欧州勢参入後には米10年債利回りが高止まりしていることも重しとなり1.1967ドルまで売り戻された。大幅に上昇していた金・銀・プラチナなどの貴金属類が急落したことを受けて、米国株相場も下落した。為替市場でもリスク・オフの動きが優勢となり、ユーロ・ドルは1.1906ドルまで下押した。ただ貴金属類が下げ渋りショートカバーが入ると、ユーロドルも同様にショートカバーが入った。
ユーロ円
26日(月)は、日米協調介入への警戒感から円が全面高となった流れに沿って、ドル円同様に売りが優勢となり下げ幅を拡大した。一時下げ渋る場面もあったが、欧州勢参入後には再びユーロ売り・円買いが優勢となり17時までに182.32円まで下押した。
27日(火)は、前日までに円買いが優勢となっていたことを受けて、持ち高調整目的の縁の売戻が優勢となった。小安く始まった日経平均株価がプラス圏を回復し堅調に推移したことで17時前には183.68円まで上値を伸ばした。
28日(水)は、安く始まった日経平均株価が下げ幅を縮小したことを受けて円売りが優勢となると183.56円まで上値を伸ばした。もっともコッハー・オーストリア中銀総裁の発言を受けてユーロドルが下落すると、ユーロ円も売りが優勢となり182.57円まで下押した。売り一巡後は下げ渋ったものの、ドル円とユーロドルの影響を同時に受けたことで、方向感を欠いた。
29日(木)は、183円台前半で方向感なく揉みあった。13時台には183.51円円まで上値を伸ばしたものの、その後は伸び悩んだ。欧州勢参入後にはユーロドルが上昇したことを受けてユーロ買いが優勢となり183.74円まで強含んだ。もっとも買いの勢いは続かず伸び悩んだ。
1月26日 9時00分 ~1月30日 6時00分までのレンジ幅
米ドル円 USD/JPY 152.09~155.34(円)
ユーロドル EUR/USD 1.1835~1.2083(ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 181.78~184.08(円)
ポンドドル GBP/USD 1.3643~1.3868(ドル)
ポンド円 GBP/JPY 209.61~212.16(円)
株式
26日(月)は、アナリストが目標株価を引き上げたアップルが上昇すると、他のハイテク株にも買いが入り、相場を押し上げた。キャタピラーやゴールドマン・サックスなども値上がりした。ハイテク株比率が高いナスダックは4日続伸した。
27日(火)は、ユナイテッドヘルス・グループの四半期決算が予想を下回る結果となったことを受けて、同社株は20%近く下落した。その半面で、今週決算を発表したマイクロソフトやアップルなどが買われ相場を下支えした。
28日(水)は、マイクロソフトやメタ・プラットフォームズ、テスラなど主力企業の四半期決算を控える中で、積極的な売買は控えられたことで、大きな方向感は出にくい展開となった。ハイテク株比率が高いナスダックでは、小幅ながらも6日続伸した。
29日(木)は、決算内容が好感されたハネウェル・インターナショナルやキャタピラーが買われ、相場を下支えした。その半面で、決算内容が嫌気されたマイクロソフトが10%超下落した。ハイテク株比率が高いナスダックは7営業日ぶりに反落した