【今週のハイライト】年始の本格取引が始まる中で、様子見ムードもあり大きな方向感は出にくかった

為替(2026年1月9日  6時00分)
米ドル円          USD/JPY   156.95(円)
ユーロ米ドル   EUR/USD  1.1651(米ドル)
ユーロ円          EUR/JPY   182.87(円)
ポンド円          GBP/JPY   210.89(円)
ポンド米ドル   GBP/USD  1.3436(米ドル)

米ドル円
5日(月)は、本格的に本邦勢が参入し仲値にかけて買いが先行し157.25円まで上値を伸ばした。日経平均株価が1,700円近く大幅高となったことも支援材料となった。東京時間午後には157.30円まで上値を伸ばしたものの、欧州勢参入後には失速し16時台には156.97円まで下押し、157円を割り込んだ。東京時間からの売りに対して買戻しが先行し、22時30分過ぎには156.97円まで上昇した。ただ、米ISM製造業景況指数が市場予想を下回ると一転して売りが優勢となった。午前4時過ぎには156.11円まで下値を拡大した。

6日(火)は、本邦実需からの買いが観測されたほか日経平均株価が堅調に推移した事もあり156.79円まで上値を伸ばした。もっとも仲値通過後は上値が重たくなり売りが優勢となり156.24円まで下押した。その後は下げ渋ったが欧州勢参入後は上値が重たく、17時過ぎには156.21円まで下値を拡大した。米10年債利回りが4.19%台まで上昇したことで全般でドル買いが先行し156.75円まで上値を伸ばした。もっと東京時間高値の156.79を前にするとレジスタンスとして意識されたことで伸び悩んだ。米10年債利回りが上昇幅を縮めたことも相場の重しとなった。

7日(水)は、本邦勢実需勢の買いが観測され156.81円まで上値を伸ばす場面もあったが、日経平均株価の上値が重たく伸び悩んでいることを確認すると下押した。午後には日経平均株価が下押す中でドル円も売りが優勢となり16時過ぎには156.29円まで下値を拡大した。もっとも全般でドル買いが優勢となる中で156.51円まで買い戻された。12月ADP全米雇用報告で政府部門を除く非農業部門雇用者数が市場予想を下回ると、全般でドル売りが先行し156.36円まで下押した。ただ、日本時間夕方につけた日通し安値の156.29円がサポートとして意識されると、買い戻された。米ISM非製造業景況指数が市場予想を上回ったことも相場を下支えした。

8日(木)は、本邦実需勢の買いが観測されると156.95円まで上値を伸ばした。もっとも節目の157円が目先のレジスタンスとして意識されたことで、伸び悩んだ。日経平均株価軟調に推移し、時間外の米10年債利回りが低下したことも相場の重しとなり売りが優勢となっていった。17時過ぎには156.46円まで下値を拡大した。前週分の米新規失業保険申請件数や米貿易収支が予想よりも強い内容だったことが伝わると、米10年債利回りの上昇とともに全般でドル買いが優勢となり157.07円まで上値を伸ばした。もっともロンドン・フィキシングに絡んだドル売りのフローが観測されると、156.77円まで売り戻された。

ユーロドル
5日(月)は、対円でのドル高を受けて、ユーロドルでも、ユーロ売り・ドル買いが優勢となった。12時台には1.1672まで下値を拡大した。その後は対円でのドル買いが一服したこともあり、徐々に買戻しが優勢となり欧州勢参入後の16時台には1.1692ドルまで買い戻された。米10年債利回りが4.18%台まで上昇したことで、ユーロ売り・ドル買いが先行し22時30分過ぎには1.1659ドルまで下押した。もっとも米ISM製造業景況指数が市場予想を下回る結果となると、ドル売りが優勢となり午前4時台には1.1728ドルまで買い戻された。

6日(火)は、ドル円で買いが先行したことから1.170ドルまで下押したが、前日ニューヨーク時間の堅調な地合いを引き継ぎ16時過ぎには1.1742ドルまで上値を伸ばした。もっとも欧州勢が参入後は上値が重たくなり、1.1725ドルまで売り戻された。米10年債利回りが上昇したことを背景にドル買いが優勢となり1.1684ドルまで下値を拡大した。その後は米10年債利回りの上昇幅縮小を受けて買い戻されたが、値動きは限定的だった。

7日(水)は、米10年債利回りが低下する中で11時過ぎには1.1702ドルまで上値を伸ばした。ただ、対南アフリカランドを中心にドル買いが強まると前日安値を下抜けて1.1678ドルまで下値を拡大した。ADP全米雇用報告で政府部門を除く非農業部門雇用者数が市場予想を下回ったことで、1.1698ドルまで強含んだものの米ISM非製造業景況指数が市場予想を上回った事で、ドル買いが優勢となると1.1678ドルまで売り戻された。

8日(木)は、ドル円の上昇を受けてドル買いが優勢となり1.1672ドルまで下押したものの、ドル円が伸び悩むとユーロドルでも買戻しが優勢となり1.1683ドルまで買い戻された。もっとも上値も重たく積極的に買い進める展開とはならず、レンジ内でもみ合う展開が続いた。米経済指標の強い結果を受けて全般でドル買いが優勢となると、1.1656ドルまで下押した。ロンドン・フィキシングにかけてはドル売りが優勢となり1.1673ドルまで買い戻されたものの、米10年債利回りが底堅い推移をしたことで午前4時過ぎには1.1647ドルまで下値を拡大した。

ユーロ円
5日(月)は、ドル円の上昇につれて仲値にかけて買いが進み184.06円まで上値を伸ばした。その一方でユーロドルが下落していることにつれて上値が重たくなった。12時台には183.46円まで下押し、買い戻されたが上値は限定的だった。欧州勢参入後にも売り圧力が強く183.44円まで下押した。

6日(火)は、ドル円の上昇につれて買いが優勢となり183.64円まで上値を伸ばした。その後はドル円の失速とユーロドルの上昇に挟まれる形で方向感は出にくく、183.50円を挟んでもみ合う展開が続いた。欧州勢参入後には上値が重たくなり17時過ぎには183.23円まで下値を拡大した。

7日(水)は、ユーロドルの上昇につれて買いが先行し183.37円まで上値を伸ばしたものの、日経平均株価が下落していることを受けて、次第に上値が重たくなった。ユーロドルが下落していることも売りを促し、17時前には182.71円まで下値を拡大した。

8日(木)は、総じてドル円につれた値動きとなった。午前中は円売りが優勢となり183.24円まで上値を伸ばしたものの、その後は日経平均株価の軟調な推移などに影響され伸び悩み17時過ぎには182.71円まで下値を拡大した。欧州株先物のマイナス推移も相場の重しとなった。

1月5日 9時00分 ~1月9日 6時00分までのレンジ幅
米ドル円 USD/JPY 156.11~157.30(円)
ユーロドル EUR/USD   1.1642~1.1742(ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 182.64~184.06(円)
ポンドドル GBP/USD   1.3415~1.3567(ドル)
ポンド円 GBP/JPY 210.31~212.15(円)

株式
5日(月)は、トランプ米政権によるベネズエラ攻撃を受けて、同国に権益を持つシェブロンなど石油関連株に買いが集まった。ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなど、金融関連株も買われNYダウ平均相場を押し上げ、一時820ドル超高となった。

6日(火)は、ヘルスケアなどディフェンシブ株に買いが入り相場を押し上げた。アマゾン・ドット・コムなどAI関連株の一角にも買いが入ったことで、NYダウ平均は一時530ドル超上昇し史上最高値を更新した。

7日(水)は、連日の高値警戒感から利益確定目的の売りが優勢となった。キャタピラーやJPモルガン・チェース、ハネウェル・インターナショナルなどの景気敏感株の下げが目立った。その一方でハイテク株比率が高いナスダックは小幅ながらも3日続伸した。

8日(木)は、米新規失業保険申請件数が市場予想よりも強い内容だったことから、景気敏感株を中心に買いが優勢となった。一方で、ハイテク株比率が高いナスダックは4営業日ぶりに反落した。

この記事をシェアする
もっと読む
クッキー(Cookie)について: お客様が本ウェブサイトにアクセスする際、セキュリティの確保やお客様に関する情報を取得することを目的に、クッキー(Cookie)を使用する場合があります。 本ウェブサイトにお客様が継続的に訪問する場合、クッキーについて同意することと見なします。またクッキーはいつでも削除することが可能です。
FAQ お問合せ サポートデスク
月曜日-金曜日
9:00-24:00