【米国】中東情勢の不透明感から、全般でドル買いが優勢となった
為替(2026年3月12日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 158.96(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1567(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 183.84(円)
ポンド円 GBP/JPY 213.20(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3410(米ドル)
3月11日のニューヨーク外国為替市場は、中東情勢の先行き不透明感から全般でドル買いが優勢となった。「イランはすでにホルムズ海峡に十数個の機雷を敷説済み」との報道や「FBIはカリフォルニア州の警察に対してイランが米国への報復として西海岸でドローンを発射する可能性があると警告した」と伝わったことで、中東情勢悪化を懸念したドル買いが優勢となった。
米ドル円は、原油相場が持ち直し86ドル台まで上昇したことを受けて全般でドル買いが優勢となり158.97円まで上値を伸ばした。イラン情勢の先行き不透明感も根強い中でドルが買われた。もっとも節目の159円を前に円安を警戒し伸び悩んだ。
ユーロドルは、「IEAは石油備蓄の放出で合意」との報道で一時1.1613ドルまで下げ渋ったものの、すぐに失速した。中東情勢の先行きが見通せない中でエネルギー価格の高騰が欧州経済へ悪影響を与えるとの懸念が根強く、ユーロ売り・ドル買いが出やすく午前2時台には1.1560ドルまで下尾根を拡大した。
株式
NYダウ平均 USD 47,417.26 -289.24(-0.60%)
NASDAQ総合 USD 22,714.27 +16.08(+0.07%)
S&P 500 USD 6,775.79 -5.70(-0.08%)
株式市場は、中東情勢の先行きに不透明感がある中で、原油先物相場が不安定な値動きとなり。投資家のリスク回避姿勢が強まった。2月米消費者物価指数が市場予想通りの結果となり、早期の利下げ観測が後退した事も相場の重しとなった。
債券・商品先物
米国債10年 4.234% (+0.074)
NY原油(WTI) USD/バレル 86.94 (+2.51%)
NY金(COMEX) USD/オンス 5,183.9 (-0.28%)
【日本】中東リスクの緊張感が和らぐと、原油価格の下落に伴いドル売りが優勢となった
為替(17時)
3月11日の東京外国為替市場は、IEAの原油放出に関する報道が伝わったことで、WTI原油先物価格が80ドル台まで下押した。中東情勢を巡るリスクがいったん落ち着いたことで「有事のドル買い」を巻き戻す動きが優勢となると全般でドル売りが優勢となった。
米ドル円は、米WSJが「IEAが1億8,200万バレル超の石油放出を提案している」と報じたことで原油価格は下落し157.91円まで売りが先行した。ただ、東京仲値にかけては買いが観測され158.39円まで上値を伸ばした。その一方で「有事のドル買い」を巻き戻す動きが強まっていることもあり15時台には157.86円まで下値を拡大した。
ユーロドルは、原油安に伴った持ち高調整のドル売りが活発化し15時台には1.1640ドルまで上値を伸ばした。G7の声明では「戦略石油備蓄の放出を原則として支持する」と表明したこともあり欧州勢参入後には、一時1.1645ドルまで上値を伸ばしたがすぐに売り戻された。
ユーロ円は、日経平均株価が大きく上昇したことを受けて、リスクオンの円売りが優勢となり、11時台には184.01円まで上値を伸ばした。中東情勢を巡るリスクがいったん落ち着いたとの見方からユーロドルが上昇したことも相場の支えとなった。その後は持ち高調整の売りが優勢となり183.80円まで下押したものの、下値は堅かった。
債券
日本国債10年 2.164% (-0.003)
【市場主要イベント】
12日 米 前週分新規失業保険申請件数
13日 英 1月月次国内総生産
米 四半期実質国内総生産
米 個人消費支出