【米国】米・イランの停戦延長合意を受けて、原油価格の下落とともにドル売りが優勢となった
為替(2026年5月29日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 159.24(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1649(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 185.52(円)
ポンド円 GBP/JPY 214.09(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3443(米ドル)
5月28日のニューヨーク外国為替市場は、米ニュースサイトのアクシオスが「米国とイランは停戦を延長するとともに、イランの核開発計画」をめぐる交渉を開始するための60日間の覚書で合意に達した。トランプ大統領の承認が必要」と報じたことで、原油価格は下落し、全般でドル売りが優勢となった。
米ドル円は、米ニュースサイトのアクシオスが「米・イランが60日間の停戦合意延長に合意した」と報じると、WTI原油先物価格が87.11ドル前後まで急落した。原油価格の低下に伴い、全般でドル売りが優勢となると午前1時台には159.11ドルまで下値を拡大し3営業日ぶりに反落した。
ユーロドルは、米アクシオスの報道をきっかけに、米イラン和平協議の進展期待が高まると全般でドル売りが進行した。午前1時台には1.1661ドル台まで上値を伸ばした。またECBはこの日、政策金利を据え置きを決定した4月定例理事会の議事要旨を公表した。複数の参加者が「利上げを提案されていれば反対しなかった」と語ったことが分かった。
株式
NYダウ平均 USD 50,668.96 +24.69(+0.04%)
NASDAQ総合 USD 26,916.91 +240.31(+0.90%)
S&P 500 USD 7,563.62 +43.25(+0.57%)
株式市場は、売り先行で始まりNYダウ平均は一時320ドル超下落した。ただ、米アクシオスの「米国とイランは60日間の停戦延長などを盛り込んだ覚書を巡り、合意に達した」との報道をきっかけに一転して買いが優勢となった。ナスダックやS&P500は6日続伸し最高値を更新した。
債券・商品先物
米国債10年 4.449% (-0.036%)
NY原油(WTI) USD/バレル 87.43 (-0.77%)
NY金(COMEX) USD/オンス 4,527.3 (+1.62%)
【日本】中東情勢の緊迫化を懸念した原油高・ドル高が先行した
為替(17時)
5月28日の東京外国為替市場は、前日に米軍がイランに対して攻撃を実施し、イラン革命防衛隊は報復として米空軍基地を標的にしたことを明らかにすると、時間外のWTI原油価格の上昇に伴い、全般で「有事のドル買い」が先行した。もっとも原油価格の上昇が一服すると徐々にドルの売り戻しが入った。
米ドル円は、早朝に159.45円まで下押したものの、その後はじり高に推移した。イラン革命防衛隊が米軍の攻撃に対する報復として米空軍基地を標的にしたことを明らかにすると、時間外のWTI原油価格は上昇し、ドル円も159.65円まで上昇した。ただ、政府・日銀による為替介入への警戒感が重しとなり、16時過ぎには159.44円まで売り戻され早朝安値をわずかに更新した。
ユーロドルは、米軍による攻撃やイラン革命防衛隊による報復を警戒した有事のドル買いが優勢となり、1.1586ドルまで下値を拡大した。ただ、原油価格の上昇も一服したことで一段の売りにはつながらず、16時過ぎには1.1617ドルまで買い戻された。
ユーロ円は、ユーロドルの下落や日経平均株価が下落したことを受けて、売りが優勢となった。13時台には184.89円まで下値を拡大したが、ユーロドルが下げ渋ったことや日経平均株価も下げ渋ったことで買い戻され、16時過ぎには185.28円まで買い戻された。
債券
日本国債10年 2.693% (-0.028)
【市場主要イベント】
29日 加 国内総生産