【米国】中東情勢を巡る和平交渉が進むとの期待から、原油安・ドル売りが進行した
為替(2026年4月10日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 158.99(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1699(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 185.90(円)
ポンド円 GBP/JPY 213.63(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3433(米ドル)
4月9日のニューヨーク外国為替市場は、トランプ大統領がイスラエルのネタニヤフ首相に対して「レバノンへの攻撃を縮小するように要請した」との報道や、「イスラエルとレバノンが和平協議を始める」との報道をきっかけに、原油安・ドル安が進行した。ただ、ネタニヤフ首相は「レバノンの親イラン組織ヒズボラへの強力な攻撃は継続する」と述べた。
米ドル円は、米国とイランの停戦協議を巡り先行き不透明感から原油先物価格の上昇に伴い24時過ぎには159.29円まで上値を伸ばした。ただ「イスラエルとレバノンは和平協議を開始する」との報道が伝わると、原油先物価格が急落しドル円も158.63円まで下押した。もっともネタニヤフ首相の発言が伝わると再び159円台まで買い戻された。
ユーロドルは、中東情勢を巡る報道や原油相場の動向に左右される展開が続いた。トランプ大統領はネタニヤフ首相に「レバノンへの攻撃を縮小するように要請」との報道や、「イスラエルとレバノンが和平協議を始める」との報道から、ドル売りが優勢となり午前2時過ぎには1.1723ドルまで上値を伸ばした。
株式
NYダウ平均 USD 48,185.79 +275.88(+0.57%)
NASDAQ総合 USD 22,819.30 +181.40(+0.80%)
S&P 500 USD 6,824.67 +41.85(+0.61%)
株式市場は、米国とイランの停戦合意後もイスラエルがレバノンへの攻撃を続けていることにイランが強く反発したことで、投資家の間では協議進展への期待感が後退し売りが先行した。ただ、「イスラエルとレバノンが和平協議を始める」との報道をきっかけに買戻しが優勢となった。
債券・商品先物
米国債10年 4.277% (-0.016%)
NY原油(WTI) USD/バレル 91.69 (+0.84%)
NY金(COMEX) USD/オンス 4,790.5 (+0.95%)
【日本】全般で大きな方向感は出ず、様子見ムードが優勢となった
為替(17時)
4月9日の東京外国為替市場は、前日にドルが大幅安となった反動からドル買いが先行した。WTI原油先物価格も底堅い動きではあったが、92ドルを挟んで方向感なく揉みあった。イタリアのメローニ首相は「イラン戦争が長期化した場合には、財政規律を緩和することも検討課題だ」との見解を示した。
米ドル円は、前日に大幅に下落した反動もあり買戻しの動きが優勢となった。後場に入ると日経平均株価が540円超下落こともあり158.64円まで下落したが、WTI原油先物価格が98ドル台前半まで上昇したこともあり17時までには158.97円までわずかに上値を更新した。
ユーロドルは、前日の大幅なドル安の反動からドルを買い戻す動きが先行し1.1650ドルまで下押したものの、すぐに下げ渋った。ただその後も大きな方向感が出ることはなく、1.1660ドルを挟んで小幅に上下する展開が続き、大きな方向感は出なかった。
ユーロ円は、ドル円の上昇に伴い185.24円まで上値を伸ばした。その後は、185.20円前後で揉みあう展開が続いたが、欧州勢参入後にはユーロドルの上昇やドル円の上昇につれて185.40円まで上値を伸ばした。
債券
日本国債10年 2.377% (+0.015)
【市場主要イベント】
8日 新 ニュージーランド準備銀行
米 FOMC議事要旨
9日 米 10-12月期四半期実質国内総生産
米 2月個人消費支出
10日 米 3月消費者物価指数