【米国】イラン紛争終結への期待感が高まるなかで、「有事のドル買い」が優勢となった
為替(2026年4月2日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 158.79(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1590(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 183.94(円)
ポンド円 GBP/JPY 211.24(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3298(米ドル)
4月1日のニューヨーク外国為替市場は、米国とイランを巡る紛争が続く中で、トランプ大統領のSNSでの発信を受けて、紛争の早期終結への期待感が高まり全般で「有事のドル買い」を巻き戻す動きが強まった。ただ、イラン外務省報道官は「トランプ大統領の発言は虚偽で根拠がない」とし、アラグチ・イラン外相は「ホルムズ海峡の将来はイランとオマーンだけが決める」とし、停戦への先行き不透明感は根強く残った。
米ドル円は、トランプ大統領が「イランの新たな指導者から米国に停戦を求めてきた」と自身のSNSに投稿したほか、一部通信社のインタビューで「かなり早くイランから引き揚げる」との考えを示すと、イラン紛争の終結期待が高まった。ただ停戦を巡る不透明感は根強く158円台前半では底堅い値動きとなった。
ユーロドルは、イラン紛争停戦への期待感が高まる中で「有事のドル買い」を巻き戻す動きが先行し1.1627ドルまで上値を伸ばした。ただ、イラン外務省報道官はトランプ大統領の発言を否定していることで、停戦を巡る不透明感は根強く伸び悩んだ。
株式
NYダウ平均 USD 46,565.73 +224.41(+0.48%)
NASDAQ総合 USD 21,843.42 +250.95(+1.16%)
S&P 500 USD 6,575.33 +46.80(+0.71%)
株式市場は、米国とイランの軍事衝突が近いうちに収束するとの期待感から、買いが優勢となった。中東情勢を巡る不透明感は残るものの、投資家のリスク回避姿勢は後退しており、NYダウ平均は一時460ドル超上昇した。
債券・商品先物
米国債10年 4.321% (-0.002)
NY原油(WTI) USD/バレル 93.90 (-3.40%)
NY金(COMEX) USD/オンス 4,784.6 (+1.80%)
【日本】中東紛争早期終結への期待感から、全般で「有事のドル買い」を巻き戻す動きが強まった
為替(17時)
4月1日の東京外国為替市場は、前日のトランプ大統領の発言をきっかけに、中東紛争の早期終結への期待感が高まったこともあり、全般で「有事のドル買い」を巻き戻す動きが優勢となった。ただ、イラン議会は「ホルムズ海峡を開放することはない」「我々はいかなる交渉も行っておらず、今後も行うつもりはない」との船名を発表した。
米ドル円は、前日のトランプ大統領の発言をきっかけに中東紛争の早期終結期待が高まるなか、「有事のドル買い」を巻き戻す動きが優勢となった。午後になると原油先物価格が大きく下落したことをきっかけに売りが強まると、16時過ぎには158.27円まで下値を拡大した。
ユーロドルは、東京仲値にかけては売りが先行したが下げ渋った。中東情勢の緊迫感が緩和したことで全般でドル売りが強まった流れに沿って買いが優勢となり強含んだ。「有事のドル買い」を巻き戻す動きも支えとなり一時1.1577ドルまで上値を伸ばした。ただ、イラン議会が米国との交渉を拒絶したこともあり、伸び悩んだ。
ユーロ円は、ドル円の下落とユーロドルの上昇の影響を同時に受けたことで大きな方向感は出ず、158.60円前後で上下に振れた。欧州勢がユーロ買いで市場に参加すると、183.84円まで上値を伸ばしわずかに午前中の高値を更新した。
債券
日本国債10年 2.308% (-0.040)
【市場主要イベント】
3日 米 3月非農業部門雇用者数変化
米 3月ISM非製造業景況指数