FOMCでは政策金利が据え置かれたものの、ややタカ派よりであったとの見方から、米金利は上昇した

【米国】中東情勢を巡る先行き不透明感から、全般で「有事のドル買い」が優勢となった

為替(2026年4月30日  6時00分)
米ドル円         USD/JPY   160.45(円)
ユーロ米ドル    EUR/USD  1.1675(米ドル)
ユーロ円          EUR/JPY   187.28(円)
ポンド円          GBP/JPY   216.21(円)
ポンド米ドル    GBP/USD  1.3475(米ドル)

4月29日のニューヨーク外国為替市場は、「トランプ大統領はイランの提案を拒否し、封鎖を継続」「イランが行動を起こさなければトランプ大統領は軍事行動を検討」との報道が伝わると、全般で「有事のドル買い」が優勢となった。またFOMCでは政策金利が据え置かれたが、「インフレ率は高止まりしている」「中東情勢の展開は経済見通しに対する高い不確実性の一因となっている」と声明をだし、ややタカ派的な内容だったと受け止められた。

米ドル円は、トランプ大統領の発言をきっかけにWTI原油先物価格は上昇し、「有事のドル買い」が優勢となった。FOMCの結果公表後は米10年債利回りが4.43%台まで上昇したことで、引け間際には再びドル買いが優勢となった。パウエルFRB議長が会見で「インフレ率は最近上昇している」と発言したことも金利を上昇させた。

ユーロドルは、トランプ大統領の発言から中東情勢を巡る先行き不透明感が高まり、全般で「有事のドル買い」が優勢となった。FOMCでは政策金利が据え置かれたものの、パウエルFRB議長の会見でインフレ上昇を懸念する発言をすると、米利下げ観測は後退し米10年債利回りは上昇した。

株式 
NYダウ平均        USD   48,861.80              -280.12(-0.57%)
NASDAQ総合    USD   24,679.06               +13.67(+0.05%)
S&P 500            USD    7,135.96               -2.85(-0.03%)

株式市場は、中東での戦闘終結へ向けた協議が停滞する中で、原油先物相場が上昇すると、リスク回避の売りが優勢となった。またFOMCの結果で政策金利は据え置かれたものの「タカ派」よりの内容だったことが伝わると、米10年債利回りも上昇し売りが強まった。

債券・商品先物
米国債10年                               4.434%      (+0.086%)
NY原油(WTI)     USD/バレル   105.05       (+8.02%)
NY金(COMEX)   USD/オンス   4,557.3      (-1.13%)
 

【日本】原油先物価格の上昇を受けて、全般でドル買いが先行した

為替(17時)
4月29日の東京外国為替市場は、米・イラン協議の先行き不透明感が根強い中で原油先物価格は上昇し全般でドル買いが優勢となった。WSJ紙が「トランプ大統領は月曜日のシチュエーションルームでの会合後、イランへの長期封鎖に備えるよう側近に指示し、爆撃再開とイランの現在の提案の受け入れの両方を拒否した」と報道した。

米ドル円は、本邦勢不在の中で159.52円までじり安に推移したがWSJ紙の報道を受けて時間外の原油先物価格が上昇したことで、159.66円まで買いが進んだ。その後もじり高に推移し15時台には159.73円まで上値を伸ばした。欧州勢参入後には159.60円まで売り戻されたが底堅く推移した。

ユーロドルは、早朝に1.1720ドルまで上値を伸ばしたものの、中東情勢の先行き不透明感から原油先物価格が上昇した事で、全般でドル買いが優勢となり15時台には1.1696ドルまで下値を拡大した。もっとも欧州勢参入後には買戻しが優勢となり17時までに1.1708ドルまで買い戻された。

ユーロ円は、ユーロドルが下落したことを受けてじり安に推移した。16時前には186.69円まで下押したが、欧州勢参入後にはドル円の上昇もあり買戻しが優勢となり17時までに186.88円まで上昇した。東京時間では大きな方向感は出にくかった。

債券
日本国債10年 2.468%     (±0)
 

【市場主要イベント】
30日 独 国内総生産
        ユーロ 国内総生産
        ユーロ 消費者物価指数
        米 個人消費支出
1日   米 ISM製造業景況指数
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