米・イランの停戦合意を受けて、「有事のドル買い」を巻き戻す動きが優勢となった

【米国】中東情勢を巡る警戒感が後退した事を受けて、原油安・株高が進行した

為替(2026年4月9日  6時00分)
米ドル円         USD/JPY   158.56(円)
ユーロ米ドル    EUR/USD  1.1662(米ドル)
ユーロ円          EUR/JPY   184.88(円)
ポンド円         GBP/JPY   212.40(円)
ポンド米ドル    GBP/USD  1.3391(米ドル)

4月8日のニューヨーク外国為替市場は、米国とイランの停戦合意を受けて「有事のドル買い」を巻き戻す動きが強まった。ただイランは米国の停戦発表後もイスラエルや湾岸諸国に攻撃を加えたほか、「イスラエルの停戦違反によりホルムズ海峡の航行は停止した」との報道も伝わった。

米ドル円は、米国とイランの停戦合意を受けてドル売りが進行した流れを引き継ぎ22時過ぎには157.88円まで下値を拡大した。ただ、3月20日安値の157.64円が目先のサポートとして意識されたことや、米10年債利回りが上昇したことを受けてドルの買戻しが優勢となり158.79円まで上昇したが、上値は限定的だった。

ユーロドルは、米・イランの停戦合意を受けてユーロ買い・ドル売りが優勢となると22時過ぎには1.1721ドルまで上値を伸ばした。ただ、ホルムズ海峡の通常航行への期待が高まるものの、懸念が完全に払拭されたわけではないとの警戒感もあり上値は限定的だった。

株式 
NYダウ平均        USD   47,909.91              +1,325.46(+2.84%)
NASDAQ総合    USD   22,637.90                +613.53(+2.78%)
S&P 500           USD    6,782.82                 +165.98(+2.50%)

株式市場は、米国とイランが2週間の停戦合意をしたことを受けて、中東情勢を巡る懸念が後退した。これに伴い原油先物価格は急落し株式相場は大幅に上昇した。NYダウ平均は一時1,430ドル超上昇した。

債券・商品先物
米国債10年                              4.293%     (-0.004%)
NY原油(WTI)     USD/バレル   90.92        (-9.89%)
NY金(COMEX)  USD/オンス   4,745.0     (+0.35%)
 

【日本】米・イランの停戦合意を受けて、全般でドル売りが優勢となった

為替(17時)
4月8日の東京外国為替市場は、米国とイランが停戦合意しホルムズ海峡の開放に合意したこと受けて、原油先物価格は急落した。これに伴い「有事のドル買い」を巻きなおす動きが優勢となり全般でドル売りが優勢となった。日経平均株価も大幅に上昇した。

米ドル円は、米国とイランが2週間の停戦で合意すると原油価格先物価格が85ドル台まで急落したことで、「有事のドル買い」を巻き戻す動きが優勢となった。15時台には158.04円まで下値を拡大した。その後はやや下げ渋ったものの上値は抑えられた。

ユーロドルは、米国とイランの停戦合意を受けて全般で「有事のドル買い」を巻き戻す動きが優勢となると、9時過ぎには1.1697ドルまで上値を伸ばした。その後は高値圏でもみ合ったが15時台には1.1708ドルまでわずかに上値を更新した。ただ、買いの勢いは続かず、伸び悩んだ。

ユーロ円は、ユーロドルの上昇とドル円の下落に挟まれる形となった。早朝には一時185.54円まで上値を伸ばしたもののすぐに売り戻され、一転して184.80円まで売り戻された。その後は下げ渋ったものの方向感は出ず、185.00円前後でもみ合う展開が続いた。

債券
日本国債10年 2.362%     (-0.060)
 

【市場主要イベント】
8日   新 ニュージーランド準備銀行
         米 FOMC議事要旨
9日   米 10-12月期四半期実質国内総生産
         米 2月個人消費支出
10日 米 3月消費者物価指数
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