【米国】米経済指標は強弱入り混じる結果となり、NY時間後半はドル売りが優勢
為替(2026年5月1日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 156.62(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1730(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 183.74(円)
ポンド円 GBP/JPY 213.05(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3603(米ドル)
4月30日のニューヨーク外国為替市場は、欧州時間に日本政府・日銀による為替介入とみられる断続的な円買いが確認された。その後はやや円の売戻もあったが、値動きは限定的だった。また月末のロンドンフィキシングに絡んだドル売りのフローも観測されたこともあり、対欧州通貨でもドル売りが優勢となった。なお、日経新聞電子版は「政府・日銀は30日、円買い・ドル売り介入を実施した」と報じ、政府関係者は日経新聞の取材に対して、介入の事実を認めた。
米ドル円は、日本時間夕刻に片山財務省や三村財務官が強い円安けん制発言を実施し、ドル売り円買いが進行していた。その後欧州時間には為替介入と思われる円買いが断続的に入り、21時前には155.55円まで下押した。その後の戻りも鈍く156円台で推移した。なお、政府関係者は日経新聞の取材に対して介入の事実を認めたという。
ユーロドルは、前週分の米新規失業保険申請件数や米雇用コスト指数が予想よりも強い内容だったことが分かるとユーロ売り・ドル買いが先行し1.1681ドルまで下押した。その後は米シカゴ購買部協会景気指数や米景気先行指標総合指数が予想よりも弱い内容だったことが伝わると、一転してドル売りが優勢となった。月末のロンドンフィキシングに絡んだドル売りも観測され午前4時過ぎには1.1741ドルまで上値を伸ばした。
株式
NYダウ平均 USD 49,652.13 +790.33(+1.61%)
NASDAQ総合 USD 24,892.74 +213.68(+0.86%)
S&P 500 USD 7,209.02 +73.06(+1.02%)
株式市場は、原油相場の下落や米10年債利回りの低下が投資家心理の改善につながり、買いを促した。決算内容が好感されたキャタピラーが10%近く上昇し、1銘柄でNYダウ平均を540ドル近く押し上げた。一方で、決算内容が嫌気されたマイクロソフトは6%超売られる場面があった。
債券・商品先物
米国債10年 4.374% (-0.060%)
NY原油(WTI) USD/バレル 102.29 (-2.62%)
NY金(COMEX) USD/オンス 4,636.0 (+1.72%)
【日本】原油先物価格の上昇を受けて全般でドル買いが先行した
為替(17時)
4月30日の東京外国為替市場は、近いうちに米軍司令官によるイランに対する軍事行動に関する新たな選択肢が提示されるとの報道から、原油先物価格は上昇し全般でドル買いが先行した。また日本時間夕刻には片山財務相が「いよいよ断固たる措置をとるタイミングが近づいている」と発言し、円安に対して強い牽制発言をした。
米ドル円は、東京仲値にかけて買いが強まった。また午後に入ると「米軍司令官らは、イランに対する軍事行動に関する新たな選択肢をトランプ大統領に提示するもよう」との報道を受けて、WTI原油先物価格は111ドル手前まで大幅に上昇した。それに伴いドル買いが進み160.72円まで上昇したが、片山財務相が「いよいよ断固たる措置をとるタイミングが近づいている」と円安けん制発言を強めたことで、円買いが進んだ。
ユーロドルは、原油高に伴ってユーロ売り・ドル買いが進行し13時台には1.1655ドルまで下値を拡大した。ただ、その後は原油相場の失速をうけて、ユーロ買い・ドル売りが強まり、1.1684ドルまで買戻しが進んだ。
ユーロ円は、ユーロドルの下落に伴い187.04円まで下押したが、ドル円の上昇もあり16時台には187.55円まで上値を伸ばした。ただ、片山財務相が「いよいよ断固たる措置をとるタイミングが近づいている」と円安をけん制する発言を強めたことで、円の買戻しが優勢となり17時前までには186.71円まで下押した。
債券
日本国債10年 2.519% (+0.051)
【市場主要イベント】
1日 米 ISM製造業景況指数