米10年債利回りの上昇を受けて、全般でドル買いが優勢となった

【米国】中東情勢の緊迫化を受けて、全般でドル買いが優勢となった

為替(2026年7月8日  6時00分)
米ドル円          USD/JPY   162.11(円)
ユーロ米ドル   EUR/USD  1.1411(米ドル)
ユーロ円          EUR/JPY   185.00(円)
ポンド円          GBP/JPY   216.58(円)
ポンド米ドル   GBP/USD  1.3358(米ドル)

 
7月7日のニューヨーク外国為替市場は、中東情勢の緊張感の高まりを受けて、WTI原油価格が上昇した。これに伴い米10年債利回りも上昇したことで、全般でドル買いが優勢となった。株式市場も上値が重たい展開が続いた。
 
米ドル円は、「イラン革命防衛隊がホルムズ海峡を通過していた2隻の商戦をミサイルで攻撃」と報じられたほか、報復措置として米当局者がイラン産原油の販売を許可していたライセンスを取り消すことを明らかにした。これにより、米10年債利回りが大きく上昇したことでNY時間終盤には162.14円まで上値を伸ばした。もっとも東京時間高値の162.18円を上抜ける勢いはなかった。
 
ユーロドルは、1.1430ドル台でのもみ合いが続いたものの中東情勢の悪化を受けた原油高にともなう米10年債利回りの上昇を受けて、全般でドル買い圧力が高まると売りに押され、午前4時過ぎには1.1408ドルまで下値を拡大した。
 
株式
NYダウ平均       USD   52,925.14                 -130.76(-0.24%)
NASDAQ総合    USD   25,819.59                 -305.72(-1.17%)
S&P 500             USD    7,503.86                   -33.56(-0.44%)

株式市場は、AIや半導体関連株が売られたことが重しとなった。中東情勢の緊迫化を受けて原油先物価格が大きく上昇したことも投資家心理を冷やし、利益確定売りが強まった。ハイテク株比率が高いナスダックも反落した。
 
債券・商品先物
米国債10年                              4.551%         (+0.082)
NY原油(WTI)     USD/バレル   71.57             (+5.01%)
NY金(COMEX)  USD/オンス   4,116.6          (-1.42%)
 

【日本】城内経済財政相の発言を受けて、全般で円の買戻しが優勢となった

 
為替(17時)
7月7日の東京外国為替市場は、城内経済財政相の「政府が低金利を誘導との報道について、そのような事実は全くない」との発言を受けて、全般で円買いが優勢となった。日経平均株価が軟調に推移したことも円買いを誘い、クロス円は上値が重たかった。その一方で時間外の米10年債利回りは上昇し、17時前には4.50%台まで上昇した。
 
米ドル円は、早朝に162.00円まで下押した後に162.18円まで反発したものの、城内経済財政相の「政府が低金利を誘導との報道について、そのような事実は全くない」との発言を受けて、円買いが優勢となった。日経平均株価の下落も重なり161.68円まで下値を拡大した。時間外の米10年債利回りが上昇したことで162.08円まで持ち直したが、一転して161.65円まで下値を拡大した。
 
ユーロドルは、早朝に1.1448ドルまで上値を伸ばしたものの米10年債利回りの上昇などを背景に上値が重たくなりドル買いが優勢となった。その後はやや下げ渋ったが、ユーロ円が下落していることも背景に売りが優勢となり17時前には1.1424ドルまで下値を拡大した。
 
ユーロ円は、朝方に185.55円の高値を付けるも、その後は日経平均の軟調な推移が重しとなり売りが優勢となり、15時前には184.94円まで下押した。その後は185.23円までショートカバーが入ったものの、上値は重たく184.80円まで下値を拡大した。
 
債券
日本国債10年   2.846%     (+0.023)
 

【市場主要イベント】
8日 新 ニュージーランド準備銀行政策金利
    米 FOMC議事要旨
9日 米 前週分新規失業保険申請件数
10日 加 6月新規雇用者数
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