【米国】一部報道で米・イランの合意期待が後退すると全般で「有事のドル買い」がすすんだ
為替(2026年5月8日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 156.93(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1723(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 183.99(円)
ポンド円 GBP/JPY 212.64(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3551(米ドル)
5月7日のニューヨーク外国為替市場は、一部報道で米WSJ紙が「イランはホルムズ海峡をめぐる米提案を非現実的として拒否した」「米政権はホルムズ海峡の船舶航行を支援する作戦を早ければ週内にも再開する」と伝わったことで、米・イランの合意期待は後退し、全般でドル買いが優勢となった。
米ドル円は、一部報道で「イランがホルムズ海峡をめぐる米国の提案は非現実的として拒否した」と報じられたことで、WTI原油先物価格が上昇し、ドル買いが活発化した。なお、イラン南部のホルムズ海峡に面した戦略的港湾都市で爆発音がしたとの報道もあり、引け前には156.95円まで日通し高値を更新した。
ユーロドルは、米国・イランの戦闘終結に向けた交渉が進展するとの見方から1.1778ドルまで上昇し、欧州時間高値に面合わせしたものの、米WSJ紙の報道から原油先物価格の上昇や米10年債利回りの上昇を背景に全般でドル買いが優勢となると売りが進み、引け前には1.1722ドルまで下値を拡大した。
株式
NYダウ平均 USD 49,596.96 -313.62(-0.62%)
NASDAQ総合 USD 25,806.64 -27.58(-0.10%)
S&P 500 USD 7,337.10 -28.01(-0.38%)
株式市場は、「イラン政府高官は米国の提案に否定的な見方を示した」と伝わったほか「米政権はホルムズ海峡の船舶航行を支援する作戦を早ければ週内にも再開する」と伝わったことで、米・イランの合意期待が後退し売りが広まった。
債券・商品先物
米国債10年 4.388% (+0.038%)
NY原油(WTI) USD/バレル 94.27 (+1.28%)
NY金(COMEX) USD/オンス 4,696.0 (-0.15%)
【日本】日経平均株価は大幅に上昇し、一時6万3,000円超の史上最高値を記録した
為替(17時)
5月7日の東京外国為替市場は、大型連休明けで米国とイランの戦闘終結期待が高まっていることから、日経平均株価は大幅に上昇し3,500円超高を記録した。ただ、三村財務官が「IMFの介入ルールは回数を制限するものではない」と発言したことで、為替介入への警戒感が再び意識され、積極的に円売りを進める展開とはならなかった。
米ドル円は、東京オープン直後に156.52円まで上値を伸ばしたものの、10時過ぎには156.02円まで下押した。その後は日経平均株価が大幅に上昇したことを受けて円売りが優勢となり156.43円まで買い戻された。ただ、米・イランの和平交渉を巡っては依然として不透明感が強く、上値は重たかった。
ユーロドルは、ドル円の下落に伴い1.1763ドルまで上値を伸ばしたものの、買い一巡後には売り戻された。その後は手掛かり材料に欠ける中で1.1750円前後で揉みあった。欧州勢参入後には米金利の低下を受けて、ドル売りが優勢となると1.1768ドルまで上値を伸ばした。
ユーロ円は、ドル円が下落したタイミングで183.50円まで下押した。ただ日経平均株価が大幅に上昇していることもあり183.81円まで買い戻された。その後は方向感に欠け、183.75円前後でもみ合い、再び183.52円まで売り戻された。欧州勢参入後にはユーロドルの上昇につれて183.88円まで買い戻された。
債券
日本国債10年 2.475 % (-0.027)
【市場主要イベント】
8日 米 非農業部門雇用者数変化