【米国】米国とイランの和平合意から原油価格は下落し、投資家のリスク回避姿勢は後退した
為替(2026年6月17日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 160.46(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1608米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 186.27(円)
ポンド円 GBP/JPY 215.45(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3425(米ドル)
6月16日のニューヨーク外国為替市場は、欧州時間にZEW景況感指数(予想:-5.5、結果:10.5)が市場予想を上回ったことで、ユーロ買いが優勢となった。米ウォールストリートジャーナル紙が「米国はイランと合意した覚書に基づき、イランによる石油や燃料の販売開始を認める見通し」と報じると原油価格は一時74ドル台まで低下した。
米ドル円は、内田日銀副総裁による会見を受けて、市場では日銀の早期利上げ観測が後退したとの見方が強まり、円売りが優勢となった。ただ、政府・日銀による為替介入への警戒感も強く上昇のスピードは緩やかだった。WSJ紙の報道により原油価格が下落したタイミングでは、一時売り戻しが優勢となったが値動きは限定的だった
ユーロドルは、欧州時間にZEW景況感指数が市場予想を上回ったことを受けて、NY市場でもユーロ買い・ドル売りが先行した。23時台には1.1588ドルまで下押す場面もあったが、ロンドン・フィキシングに絡んだユーロ買い・ドル売りフローが観測されると1.1619ドルまで上値を伸ばした。
株式
NYダウ平均 USD 51,999.66 +328.64(+0.63%)
NASDAQ総合 USD 26,382.81 -303.83(-1.13%)
S&P 500 USD 7,511.34 -42.94(-0.56%)
株式市場は、米国とイランが戦闘終結で合意したことを受けて、この日も原油先物相場が軟調に推移した。原油高による景気悪化の懸念が薄れ、景気敏感株や消費関連株に買いが入り、NYダウ平均は史上最高値を更新した。一方でナスダックだは、アドバンスト・マイクロ・デバイセズやブロードコムなど半導体関連株が売られ4営業日ぶりに反落した。
債券・商品先物
米国債10年 4.477% (-0.004%)
NY原油(WTI) USD/バレル 79.60 (-3.66%)
NY金(COMEX) USD/オンス 4,311.0 (+1.67%)
【日本】日銀は市場予想通りに政策金利0.25%の利上げを決定した
為替(17時)
6月16日の東京外国為替市場は、日銀の金融政策決定会合では市場予想通り0.25%の利上げが決定された。植田日銀総裁の代理として内田日銀副総裁が行った記者会見では、「為替自体が政策のターゲットではないが重要な要因」「0.50%の利上げ提案はなかった」としたが、浅田委員は利上げに反対していたことが伝わっている。
米ドル円は、日銀の金融政策決定会合の結果公表を前に160.05円まで下押した。日銀は市場予想通り0.25%の利上げを決定したが、浅田委員が利上げに反対していたことが伝わると買い戻しが優勢となり160.34円まで上値を伸ばした。内田日銀副総裁の会見では「バランスシートの適切規模の議論、まだ時間がかかる」などと述べたが、市場の反応は限定的だった。
ユーロドルは、円主導の相場となる中で1.1595ドルまで上値を伸ばした後は伸び悩んだ。日銀の金融政策決定会合後の結果公表後にドル円で買い戻しが優勢となると、ドル買いが優勢となり15時過ぎには1.1574ドルまで下押した。ただ、時間外の米10年債利回りが低下したことを受けてドルの売戻が優勢となり1.1595ドルまで上昇した。
ユーロ円は、序盤はドル円の下落につれたほか、東京時間午後にはユーロドルの下落につれて売りが優勢となった。12時過ぎには185.45円まで下押したが、その後は下げ渋った。欧州勢参入後には、ユーロドルの買戻しにつれて185.87円まで買い戻された。
債券
日本国債10年 2.644% (+0.067)
【市場主要イベント】
17日 ユーロ 消費者物価指数
米 小売売上高
米 FOMC 政策金利発表
18日 新 1-3月期四半期国内総生産
英 イングランド銀行 政策金利発表
19日 日 5月全国消費者物価指数