米利上げ観測の高まりからドル買いが優勢となったが、政府・日銀の為替介入への警戒感も高まった

【米国】米利上げ観測の高まりを受けて、全般でドル買いが優勢となった

為替(2026年6月23日  6時00分)
米ドル円          USD/JPY   161.60(円)
ユーロ米ドル   EUR/USD  1.1428米ドル)
ユーロ円          EUR/JPY   184.68(円)
ポンド円          GBP/JPY   214.12(円)
ポンド米ドル   GBP/USD  1.3248(米ドル)

 
6月22日のニューヨーク外国為替市場は、前週のFOMC結果公表を受けて米利上げ観測が高まると全般でドル売りが優勢となった。一方で、「片山財務相はベッセント財務長官とオンライン会談を実施。歴史的な円安への対応を協議し、為替介入の可能性についても議論したようだ」との報道が伝わったことで、為替介入への警戒感も高まり円の買戻しが入った。
 
米ドル円は、FOMCの結果から米長期金利の上昇を受けて全般でドル買いが先行し161.92円まで上昇したものの、政府・日銀による為替介入への警戒感が高まる中、24時前には161.07円まで急落した。「片山財務相がベッセント財務長官とオンライン会談を実施した。」との報道も相場の重しとなった。もっとも、ドル高地合いは根強く161.69円まで下げ渋った。
 
ユーロドルは、FOMCの結果を受けた米利上げ観測の高まりを背景に米10年債利回りが上昇すると、ユーロ売り・ドル買いが優勢となった。午前4時台には1.1419ドルの日通し安値を付けた。ただ、前週末安値の1.1418ドルが目先のサポートとして意識されると、下げ渋った。
 
株式
NYダウ平均       USD   51,712.70               +148.01(+0.28%)
NASDAQ総合    USD   26,178.26                -339.67(-1.28%)
S&P 500             USD    7,472.78                  -27.79(-0.37%)

株式市場は、米国とイランの戦闘終結に向けた協議が進展するとの期待から、投資家心理が改善し株買いが優勢となった。一方で、ハイテク株比率が高いナスダックは「著名なAI人材が相次ぎ競合に移籍した」と伝わったアルファベットが5%超下落し、スペースX社も16%超の下落となり、反落した。
 
債券・商品先物
米国債10年                              4.513%        (+0.056%)
NY原油(WTI)     USD/バレル   73.65            (-3.58%)
NY金(COMEX)  USD/オンス   4,209.7         (+0.88%)
 

【日本】時間外のWTI原油先物価格や米10年債利回りが上昇したことで、全般でドル買いが優勢となった

 
為替(17時)
6月22日の東京外国為替市場は、時間外のWTI原油先物価格や米10年債利回りが上昇したことを受けて、全般でドル買いが優勢となった。また日経平均株価が1,580円超上昇し、史上最高値を更新したことで、全般で円売りが優勢となった。欧州勢参入後には米10年債利回りが下げ渋り上昇したこともあり、再びドル買いが優勢となった
 
米ドル円は、時間外のWTI原油先物価格や米10年債利回りが上昇して始まったことを手掛かりに買いが先行した。日経平均株価が上昇したことも支援材料となり、目立った押し目もなく上昇が続いた。欧州勢参入後には新規の手掛かり材料は乏しかったが、買いの流れを引き継ぎ17時までには161.76円まで上値を伸ばした。
 
ユーロドルは、東京仲値にかけて1.1473ドルまで上昇したものの前週末高値の1.1480ドルが目先のレジスタンスとして意識されると売り戻しが優勢となった。1.1458ドル前後で小幅なもみ合いが続いたものの、欧州勢参入後には米10年債利回りの上昇などを背景にドル買いが優勢となり、17時過ぎには1.1441ドルまで下押した。
 
ユーロ円は、東京仲値にかけてドル円の上昇とともに185.27円まで上昇した。ただ、ユーロドルで売りが優勢となると伸び悩んだ。その後はドル円の上昇とユーロドルの下落に挟まれる形で、大きな方向感は出ず小幅なもみ合いが続いた。
 
債券
日本国債10年   2.678%     (+0.029)
 

【市場主要イベント】
23日 米   製造業購買担当者景気指数
24日 米   5月新築住宅販売件数
25日 米   5月個人消費支出
26日 米   ミシガン大学消費者態度指数
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