【米国】中東情勢を巡る先行き不透明感から、原油高・ドル高が優勢となった
為替(2026年6月3日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 159.93(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1631(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 186.02(円)
ポンド円 GBP/JPY 215.34(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3464(米ドル)
6月2日のニューヨーク外国為替市場は、中東情勢を巡る先行き不透明感が高まっていることから、原油価格の上昇とともに全般で「有事のドル買い」が優勢となった。また4月雇用動態調査(JOLTS)求人件数(予想:686.5万件、結果:761.8万件)が市場予想を上回った事もドル買いを促した。なお、AFP通信によると「ヒズボラはイスラエルとの停戦を拒否した」と伝わった。
米ドル円は、イスラエルとレバノンの親イラン組織ヒズボラによる攻撃の応報が続く中で、中東情勢の先行き不透明感から、原油価格は上昇しドル買いが優勢となった。4月雇用動態調査(JOLTS)求人件数が市場予想を上回ったことも相場の支援材料となり午前3時台には159.98円まで上値を伸ばした。
ユーロドルは、21時台に一時1.1655ドルまで上値を伸ばしたものの、原油先物価格の上昇や米雇用指標が市場予想を上振れたことから全般でドル買いが優勢となると、下値を拡大し午前3時台には1.1613ドルまで下押した。ただ、前日安値の1.1607ドルが目先のサポートとして意識されると下げ渋った。
株式
NYダウ平均 USD 51,307.78 +228.91(+0.44%)
NASDAQ総合 USD 27,095.59 +8.22(+0.03%)
S&P 500 USD 7,609.77 +9.82(+0.12%)
株式市場は、中東情勢を巡る先行き不透明感からNYダウ平均では売りが先行したものの、人工知能(AI)への成長期待から、半導体関連株などに買いが入り相場を下支えしたことで、プラス圏を回復し史上最高値を更新した。
債券・商品先物
米国債10年 4.447% (-0.010%)
NY原油(WTI) USD/バレル 91.42 (+0.81%)
NY金(COMEX) USD/オンス 4,519.2 (+0.09%)
【日本】原油価格の下落に伴い、ドル売りが優勢となった
為替(17時)
6月2日の東京外国為替市場は、原油価格が下げ渋ったことを確認するとドル買いが先行したが、その後は原油価格が再び下落し、米10年債利回りが低下したこともあり、一転してドル売りが優勢となった。なお、片山財務相は「為替は必要に応じていつでも適切に対応する」との見解を示したが、相場への影響は限定的だった。
米ドル円は、底堅さを確認するとじり高に推移し16時前には159.74円まで上値を伸ばした。午後になり日経平均株価が下げ幅を縮小したことも相場の下支えとなった。ただ前日高値の159.76円が目先のレジスタンスとして意識されると伸び悩み159.68円まで売り戻された。
ユーロドルは、1.1634ドルを挟んで小幅にもみ合う展開が続いたが、米10年債利回りが低下したことを受けてドル売りが優勢となると、15時台には1.1652ドルまで上値を伸ばした。買い一巡後には伸び悩んだが、下値は限定的だった。
ユーロ円は、ドル円やユーロドルの小高い動きにつれて円売り・ユーロ買いが進み、16時前には186.09円まで上値を伸ばし前日高値をうわ抜けた。ただ、買い一巡後には伸び悩み、一段と買い進める展開とはならなかった。
債券
日本国債10年 2.577% (-0.100)
【市場主要イベント】
3日 豪 1-3月期四半期国内総生産
米 5月ADP雇用統計
米 5月ISM非製造業景況指数
4日 米 前週分新規失業保険申請件数
5日 ユーロ 1-3月期四半期域内総生産
米 5月非農業部門雇用者数変化
加 5月新規雇用者数