【米国】米経済指標が市場予想を下回ると、全般でドル売りが先行した
為替(2026年7月15日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 162.26(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1420(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 185.32(円)
ポンド円 GBP/JPY 217.29(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3380(米ドル)
7月14日のニューヨーク外国為替市場は、米労働省が発表した6月米消費者物価指数(予想:-0.1%、結果:-0.4%)が市場予想を下回ると、米10年債利回りの低下とともに全般でドル売りが先行した。ただ、ウォーシュFRB議長は「インフレの高止まりを容認しない」「2%のインフレ目標ををさらに強固にするのが私の責務」と発言したことで、ドルが買い戻された。
米ドル円は、米労働省が発表した6月米消費者物価指数が市場予想よりも弱い内容だったことを受け、米長期金利の低下とともにドル売りが先行し161.60円まで下押した。ただ、前日安値の161.63円が目先のサポートとして意識されると買戻しが優勢となった。午前3時台には162.28円まで買い戻された。
ユーロドルは、米消費者物価指数の下振れを受けて全般でドル売りが先行すると、一時1.1462ドルまで日通し高値を更新した。もっとも買い一巡後には、ウォ-シュFRB議長の議会証言をきっかけに、米長期金利が低下幅を縮小したことで、ドルの買戻しが優勢となった。
株式
NYダウ平均 USD 52,508.26 +9.63(+0.01%)
NASDAQ総合 USD 26,109.48 +236.71(+0.91%)
S&P 500 USD 7,543.58 +28.25(+0.37%)
株式市場は、決算内容が好感されたゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースが買われ、相場を下支えした。その半面で、低調な四半期決算を発表したIBMが25%超下落し、相場の重しとなった。また前日に大幅安となった、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2.5%超上昇した。
債券・商品先物
米国債10年 4.593% (-0.031)
NY原油(WTI) USD/バレル 78.71 (+1.75%)
NY金(COMEX) USD/オンス 4,058.3 (+1.23%)
【日本】片山財務相と上野厚生労働相の発言を受けて、全般で円買いが先行した
為替(17時)
7月14日の東京外国為替市場は、片山財務相が「年金積立金管理運用独立行政法人の基本ポートフォリオについては、策定時の環境が大きく変わったら検証するルールである」と述べたほか、上の厚生労働省も「GPIFのポートフォリオについて、今後必要があれば見直しを検討する」との見解を示し、年金基金などが円資産を増やすとの思惑が円買いを誘った。
米ドル円は、片山財務相や上野厚生労働相が年金積立管理運用独立行政法人のポートフォリオについて発言すると、年金基金などが円資産を増やすとの思惑から円買いが優勢となり、12時台には162.22円まで下値を拡大した。もっとも原油先物価格や米10年債利回りの上昇を眺めて、売りは一服し下げ渋った。
ユーロドルは、朝方に1.1378ドルまで下押したものの、前日安値の1.1377ドルが目先のサポートとして意識されると下げ渋った。その後は、対円でドル売りが進んだ影響を受け12時台には1.1396ドルまで上値を伸ばした。その後は、やや売り戻されたが、17時前には1.1397ドルまでわずかに上値を更新した。
ユーロ円は、ドル円の下落とユーロドルの上昇の影響を同時に受けたことで大きな方向感は出ず、184円台後半のレンジ内での上下が続いた。17時前にはユーロドルの上昇につれる形で185.01円までわずかに上値を更新した。
債券
日本国債10年 2.705% (-0.076%)
【市場主要イベント】
15日 中 四半期国内総生産
加 カナダ銀行政策金利
16日 英 月次国内総生産
米 小売売上高
17日 ユーロ 消費者物価指数