【米国】米インフレ指標の下振れを受けて、全般でドル売りが先行した
為替(2026年7月16日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 162.19(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1463(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 185.93(円)
ポンド円 GBP/JPY 219.59(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3539(米ドル)
7月15日のニューヨーク外国為替市場は、米国とイランのホルムズ海峡を巡る緊張が高まると、全般でドル買いが先行した。もっとも6月米卸売物価指数(予想:0.0%、結果:-0.3%)が市場予想を下回ると、米長期金利の低下とともにドル売りが優勢となった。なお、ウォーシュFRB議長は「物価の基調を見るうえで不完全な統計だ」と指摘し、インフレ抑止に注力する姿勢を改めて強調した。
米ドル円は、米インフレ指標の下振れを受けて米利上げ観測が一段と後退する中で、全般でドル売りが優勢となると、午前3時台には161.89円まで下値を拡大した。ただ、ファンダメンタルズ的な円売り圧力は依然として強く、下値は限定的で162.28円まで買い戻された。
ユーロドルは、米・イランによるホルムズ海峡を巡る緊張が高まると1.1406ドルまで売りが先行したものの、米インフレ指標が市場予想を下回ると、米10年債利回りの低下とともに全般でドル売りが優勢となった。午前3時台には1.1482ドルまで上値を伸ばした。
株式
NYダウ平均 USD 52,658.63 +150.37(+0.28%)
NASDAQ総合 USD 26,268.88 +159.40(+0.61%)
S&P 500 USD 7,572.39 +28.81(+0.38%)
株式市場は、6月米消費者物価指数が市場予想を下回ると、米利上げ観測が一段と後退し、株買いが広がった。ただ、半導体関連株が売られると、指数は下げに転じる場面もあった。ハイテク株比率が高いナスダックでは、マイクロソフトやメタ・プラットフォームズ、アマゾン・ドット・コムなどの上昇が目立った。
債券・商品先物
米国債10年 4.549% (-0.044)
NY原油(WTI) USD/バレル 79.29 (+0.73%)
NY金(COMEX) USD/オンス 4,066.9 (+0.21%)
【日本】ドル売りが先行したが、原油価格の上昇をきっかけにドルの買戻しが優勢となった
為替(17時)
7月15日の東京外国為替市場は、前日の米インフレ指標の結果を受けてドル売りが優勢となると、ドル売りの流れを引き継ぎドル売りが先行した。一方で、日経平均株価が上昇した事もあり、円は売りが優勢となった。欧州勢参入後には原油価格の上昇などを背景に、ドルの買戻しが優勢となった。
米ドル円は、売りが先行し10時台には161.96円まで下押した。ただ、162円割れでは買い圧力が強まり、14時過ぎには162.23円まで買い戻された。買い一巡後には162.10円まで調整の売りが入ったものの下値も堅かった。手掛かり材料が乏しいものの、162.31円までわずかに上値を更新した。
ユーロドルは、前日の米インフレ指標を受けて米早期利上げ観測が後退する中で、ややドル売りが強まり一時1.1443ドルまで上値を伸ばした。その後は、原油価格の上昇と米10年債利回りが上昇したことを受けてドル買いが優勢となると、16時台には1.1419ドルまで売り戻された。
ユーロ円は、ユーロドルの上昇やドル円の買戻しにつれた円売りが優勢となると買いが進み、15時前には185.62円まで上値を伸ばした。もっともユーロドルが下落すると、それにつれる形で185.33円まで下押した。その後はやや下げ渋ったが戻りは限定的だった。
債券
日本国債10年 2.680% (-0.025%)
【市場主要イベント】
16日 英 月次国内総生産
米 小売売上高
17日 ユーロ 消費者物価指数