全般でドル買いが先行したが、米長期金利の伸び悩みから引けにかけてはドルが売り戻された

【米国】ウォーシュFRB議長の発言をきっかけに、全般でドル売りが優勢となった

為替(2026年7月2日  6時00分)
米ドル円          USD/JPY   162.60円)
ユーロ米ドル   EUR/USD  1.1378(米ドル)
ユーロ円          EUR/JPY   185.01(円)
ポンド円          GBP/JPY   215.87(円)
ポンド米ドル   GBP/USD  1.3274(米ドル)

 
7月1日のニューヨーク外国為替市場は、欧州時間発表の6月ユーロ圏消費者物価指数速報値が市場予想を下回ったことで、ユーロ売りが先行した。ただウォーシュFRB議長が「インフレ期待とインフレリスクがこの数週間で低下している」との認識を示すと、米10年債利回りは4.45%台まで低下し、全般でドル売りが優勢となった。
 
米ドル円は、ウォーシュFRB議長によるECBフォーラムでの発言をきっかけに、米10年債利回りが低下すると全般でドル売りが優勢となり、23時前には162.29円まで下値を拡大した。ただ、前日安値の162.05円が目先のサポートとして意識されると下げ渋り、引けまでには162.62円まで買い戻された。
 
ユーロドルは、欧州時間発表の6月ユーロ圏消費者物価指数速報値が市場予想を下回ったことで、ユーロ売りが先行し1.1361ドルまで下値を拡大した。ただ、ウォーシュFRB議員の発言から全般でドル売りが優勢となると1.1411ドルまで買い戻された。
 
株式
NYダウ平均       USD   52,305.23                 -12.42(-0.02%)
NASDAQ総合    USD   26,049.16                 -164.41(-0.62%)
S&P 500             USD    7,483.22                   -16.13(-0.21%)

株式市場は、前日に上昇した人工知能・半導体関連株を中心に利益確定目的の売りが先行し他ものの、売り一巡後は買戻しが優勢となった。NYダウ平均は一時420ドル超上昇した。ただ、引けにかけては再び売りが強まり、下げに転じた。
 
債券・商品先物
米国債10年                              4.481%        (+0.016%)
NY原油(WTI)     USD/バレル   67.55            (-2.76%)
NY金(COMEX)  USD/オンス   4,044.6         (+0.56%)
 

【日本】米金利の先高観が意識され、全般でドル買いが優勢となった

 
為替(17時)
7月1日の東京外国為替市場は、時間外の米10年債利回りが高値圏で推移していることを受けて、全般でドル買いが優勢となった。ドル円では1986年12月以来の高値を更新したが、要人からの円安をけん制する発言は聞かれなかった。日経平均株価は一時7万2,000円に迫る上昇を見せたが、その後は伸び悩んだ。
 
米ドル円は、米金利の先高感などを背景にドル買いの流れになるとじり高に推移し、12時台には162.84円まで上値を伸ばした。買い一巡後には162.56円まで売り戻される場面もあったが、底堅く推移し162.70円を挟んで小幅に揉みあう展開が続いた。
 
ユーロドルは、対円でドル買いが優勢となるとユーロドルでもドル買いが優勢となり12時台には1.1401ドルまで下押した。売り一巡後には下げ渋ったものの、戻りは鈍く再び売りが優勢となると、16時台には1.1393ドルまで下値を拡大した。
 
ユーロ円は、ドル円が上昇した半面でユーロドルが下落し両方の影響を受けたことで、ユーロ円は方向感が出にくい展開となった。わずかにユーロ売りが優勢となり、じり安に推移し、16時過ぎには185.32円まで下押した。
 
債券
日本国債10年   2.704%     (+0.019)
 

【市場主要イベント】
2日  米   6月非農業部門雇用者数変化
3日  仏   6月サービス部門購買担当者景気指数
   独   6月サービス部門購買担当者景気指数
   ユーロ 6月サービス部門購買担当者景気指数
   英   6月サービス部門購買担当者景気指
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