【米国】中東情勢の緊張感の高まりを受けて全般でドル買いが先行した
為替(2026年7月9日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 162.64(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1416(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 185.67(円)
ポンド円 GBP/JPY 217.75(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3387(米ドル)
7月8日のニューヨーク外国為替市場は、中東での戦闘激化への懸念が高まると、原油先物価格や米10年債利回りの上昇とともに有事のドル買いが意識され全般でドル買いが先行した。ただ、24時以降はドル買いが一服しドルの売り戻しが優勢となった。なお、FOMC議事要旨では一部の当局者が「追加利上げに妥当性がある」との見解を示した。
米ドル円は、トランプ大統領がイランへの攻撃を示唆したほか、イラン側も「仮に同国が攻撃を受けた場合、中東の要衝であるホルムズ海峡を完全に封鎖する」と警告した。これに伴いWTI原油先物価格は76ドル台まで上昇し、有事のドル買いが優勢となると162.71円まで上値を伸ばした。
ユーロドルは、中東の地政学リスクの高まりを受けてドル買いが意識されると、ユーロドルでは売りが優勢となり24時台には1.1391ドルまで下値を拡大した。もっともドル買いが一服すると一転してドル売りが優勢となり、1.1430ドルまで買い戻された。もっとも欧州時間序盤の1.1431ドルが目先のレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。
株式
NYダウ平均 USD 52,348.38 -576.76(-1.08%)
NASDAQ総合 USD 25,868.29 +48.70(+0.18%)
S&P 500 USD 7,482.70 -21.16(-0.28%)
株式市場は、中東情勢を巡る先行き不透明感から原油先物価格が上昇し、投資家心理が悪化したことで、NYダウ平均は一時800ドル近く下落した。もっとも売り一巡後は下げ渋った。ハイテク株比率が高いナスダックでは、アップルと半導体供給に関する契約を結んだブロードコムが大幅高となり、その他関連株も状yそうしたことで下値を支えた。
債券・商品先物
米国債10年 4.581% (+0.030)
NY原油(WTI) USD/バレル 74.03 (+3.43%)
NY金(COMEX) USD/オンス 4,086.6 (-0.72%)
【日本】前日のホルムズ海峡での緊張感が高まったことを受けて、有事のドル買いが先行した
為替(17時)
7月8日の東京外国為替市場は、前日のホルムズ海峡でのイランによる商船攻撃や、米国のイランに対する報復攻撃を受けて有事のドル買いが先行した。米10年債利回りが高水準で推移していることもドル買いを促した。ただ、一時72ドル台後半まで上昇していたWTI原油先物価格が、71ドル台まで低下したことを確認すると、徐々にドルの売り戻しが優勢となった。
米ドル円は、前日に米国がホルムズ海峡でのイランによる商船攻撃への報復攻撃を実施したことにより、有事のドル買いが意識されると10時台には162.46円まで上値を伸ばした。その後「米軍がイランに対する新たな一連の空爆を完了」との報道が伝わったこともあり、買い一巡後には162.07円まで売り戻された。欧州勢参入後には下げ渋った。
ユーロドルは、中東情勢の不安定化を背景とする有事のドル買いの影響を受けたことで、1.1398ドルまで下押した。ただ。1.14ドルを割り込んだところでは買い圧力が強まった。一時72ドル台後半まで上昇したWTI原油先物価格が71ドル台まで低下したことを眺めて、ドル売りが優勢となると1.1431ドルまで上値を伸ばした。
ユーロ円は、ドル円の上昇につれて買いが優勢となると14時過ぎには185.38円まで上値を伸ばした。買い一巡後には調整の売りに押される場面もあったが、ユーロドルが堅調に推移していることを確認すると再び買いが優勢となり、185.41円まで上値を更新した。
債券
日本国債10年 2.851% (+0.005)
【市場主要イベント】
9日 米 前週分新規失業保険申請件数
10日 加 6月新規雇用者数