10月の米CPIは予想下振れ、米ドルが売られる展開に

【米国】

為替(2023年11月15日  6時00分)
米ドル円      USD/JPY  150.38  (円)
ユーロ米ドル  EUR/USD  1.0878  (米ドル)
ユーロ円      EUR/JPY   163.60  (円)
ポンド円      GBP/JPY   187.81  (円)
ポンド米ドル  GBP/USD  1.2493  (米ドル)

11月14日のニューヨーク外国為替市場では、米ドルが大幅に売られる展開となった。この日発表された10月の米消費者物価指数(CPI、前回3.3%、予想3.3%、結果3.2%)は市場予想を下回り、市場ではFRB(米連邦準備理事会)による金融引き締めが長期化するとの見方が後退。米長期金利は低下し、日米金利差の縮小を意識した円買い・米ドル売りが優勢となった。

債券市場では、金融政策の影響を受けやすい2年債の利回りが10年債(長期金利)の利回りを上回る現象(逆イールド)が継続しており、2年債が4.83%、10年債が4.44%となっている。

米ドル円は151.69円で取引を開始。取引時間の前半からほぼ一貫して軟調に推移し、一時は150.16円まで下落した。引けにかけてはやや反落し、150.38円で取引を終えた。

ユーロドルは1.0721ドルで始まると、その後は徐々に水準を切り上げる展開となった。一時は1.0888ドルまで上昇し、引けにかけても底堅く推移し、1.0879ドルで引けた。ポンドは、対米ドルで1.2493ドル近辺での取引となっている。

ユーロ円は162.64円で取引を開始。朝方から堅調な展開となり、一時は163.82円まで上昇した。取引時間の後半はやや反落し、163.61円で取引を終えた。

株式
NYダウ平均     USD  34,827.7   +489.82 (+1.43%)
NASDAQ総合  USD  14,094.38   +326.63 (+2.37%)
S&P500        USD    4,495.7    +84.14 (+1.91%)

米株式市場のダウ工業株30種平均は続伸となった。米CPIの結果を受けて米長期金利が低下し、株式相場にとっては追い風となった。個別では電気自動車大手テスラや半導体大手インテルなどの上昇が目立った一方、石油大手エクソンモービルや製薬大手イーライリリーなどが下落した。

債券・商品先物
米国債10年                      4.4434%  (-0.191)
NY原油(WTI)   USD/バレル    78.21  (-0.38%)
NY金(COMEX)  USD/オンス  1,967.2  (+0.87%)
 

【日本】 米CPIの発表を控え、主要通貨ペアは小動きに終始


為替(17時)
11月14日の東京外国為替市場では、主要通貨ペアは小動きに終始した。ニューヨーク取引時間に発表される10月の米CPI発表を控えて様子見ムードが強く、積極的な取引は見られなかった。一時は米長期金利が低下幅を拡大したことなどを受けて、米ドルの売りがやや進む場面もあった。

米ドル円は151.69円で取引を開始。この日は終始膠着した展開となり、高値151.78円と安値151.58円の値幅での推移が継続した。引けにかけても目立った動きは見られず、151.72円で取引を終えた。

ユーロドルは1.0700ドルで始まると、大きな値動きは見られず、高値1.0710ドルと安値1.0693ドルのレンジで推移。夕方にかけても様子見ムードが続き、1.0698ドルで引けた。

ユーロ円は162.29円で取引を開始。取引時間の前半は若干ながら売りが先行し、162.21円まで下落した。その後は夕方にかけてやや反発し、一時は162.46円まで上昇。引けにかけては小幅に反落し、162.31円で取引を終えた。

債券
10年長期金利  0.8514% (-0.020)

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