米CPIは予想下回るも発表後は米ドルが買われる展開に

【米国】

為替(2023年8月11日  6時00分)
米ドル円          USD/JPY  144.75  (円)
ユーロ米ドル   EUR/USD  1.098  (米ドル)
ユーロ円          EUR/JPY   158.95  (円)
ポンド円          GBP/JPY   183.52  (円)
ポンド米ドル   GBP/USD  1.2681  (米ドル)
 
8月10日のニューヨーク外国為替市場では、円売り・米ドル買いが優勢の展開となった。この日発表された米消費者物価指数(CPI、前回3.0%、予想3.3%、結果3.2%)は市場予想を下回り、一時は米ドルが急速に売られる場面があった。しかし、前月比では依然として物価上昇率が高まっており、米長期金利が上昇したことから一転して米ドル買いが優勢となった。
 
債券市場では、金融政策の影響を受けやすい2年債の利回りが10年債(長期金利)の利回りを上回る現象(逆イールド)が継続しており、2年債が4.83%、10年債が4.1%となっている。
 
米ドル円は143.78円で取引を開始。一時は143.28円まで下落する場面があったものの、その後は徐々に水準を切り上げる展開となり、144.82円まで上昇した。引けにかけても底堅く推移し、144.75円で取引を終えた。
 
ユーロドルは1.1017ドルで始まると、一時は1.0976ドルまで下落した。しかし、その後は底堅く推移する展開となり、1.0981ドルまで小幅に反発して引けた。ポンドは、対米ドルで1.2681ドル近辺での取引となっている。
 
ユーロ円は158.41円で取引を開始。売り買いが交錯する展開となり、高値159.21円と安値158.25円の範囲での取引となった。終盤にかけても大きな動きはなく、158.95円で取引を終えた。
 
株式
NYダウ平均     USD  35,176.15   +52.79 (+0.15%)
NASDAQ総合  USD  13,737.99   +15.96 (+0.12%)
S&P500           USD    4,468.83    +1.11 (+0.03%)
 
米株式市場のダウ工業株30種平均は反発となった。米CPIの発表後は追加的な利上げに対する警戒感が和らぎ、株式市場にとっては追い風となった。個別では動画大手ウォルトディズニーや電気自動車大手テスラなどが上昇したものの、半導体大手マイクロン・テクノロジーや自動車大手ゼネラルモーターズなどの下落が目立った。
 
債券・商品先物
米国債10年                  4.1083%  (+0.096)
NY原油(WTI)     USD/バレル    82.76  (-1.94%)
NY金(COMEX)  USD/オンス  1,946.7  (-0.19%)
 
 

【日本】 米CPIの発表を控えて様子見ムード、主要通貨ペアは方向感を欠く

 
為替(17時)
8月10日の東京外国為替市場では、方向感を欠く展開となった。国内株式相場が堅調に推移したことから、一時はリスクテイクに伴う円売りが優勢となった。しかし、この日のニューヨーク取引時間で発表される米CPIを控えて、ポジションを一方向には傾けにくい状況が意識された。
 
米ドル円は143.68円で取引を開始。一時は144.11円まで上昇する場面があったものの、積極的に買い進む動きは見られず反落した。引けにかけてはやや軟調に推移し、143.81円で取引を終えた。
 
ユーロドルは1.0977ドルで始まると、徐々に水準を切り上げる展開となった。夕方にかけては一段高となり、一時は1.1019ドルまで上昇。そのまま1.1009ドルで引けた。
 
ユーロ円は157.73円で取引を開始。この日はほぼ一貫して堅調に推移し、一時は158.5円まで水準を切り上げた。引けにかけても底堅く推移し、158.32円で取引を終えた。
 
債券
10年長期金利  0.584% (+0.024)

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