米ドル円は一時下落も持ち直す、FRBの金融引き締め長期化を意識

【米国】

為替(2023年8月16日  6時00分)
米ドル円          USD/JPY  145.58  (円)
ユーロ米ドル   EUR/USD  1.0904  (米ドル)
ユーロ円          EUR/JPY   158.75  (円)
ポンド円          GBP/JPY   184.90  (円)
ポンド米ドル   GBP/USD  1.2701  (米ドル)
 
8月15日のニューヨーク外国為替市場では、米ドル円は水準を回復する展開となった。FRB(米連邦準備理事会)による金融引き締めが長期化するとの見方が円売り・米ドル買いを促した。なお、この日発表された米国の小売売上高(前月比、前回0.2%、予想0.4%、結果0.7%)は市場予想を上回り、良好な景況感が意識された。
 
債券市場では、金融政策の影響を受けやすい2年債の利回りが10年債(長期金利)の利回りを上回る現象(逆イールド)が継続しており、2年債が4.95%、10年債が4.21%となっている。
 
米ドル円は145.53円で取引を開始すると、一時は145.11円まで下落した。しかし、その後は徐々に水準を切り上げる展開となり、一時は145.82円まで上昇。引けにかけてはやや反落したものの、145.58円で取引を終えた。
 
ユーロドルは1.0929ドルで始まると、朝方から軟調な展開となった。徐々に水準を切り下げると、一時は1.0898ドルまで下落。1.0905ドルで引けた。ポンドは、対米ドルで1.2701ドル近辺での取引となっている。
 
ユーロ円は159.06円で取引を開始すると、その後はユーロ米ドルと似た値動きとなった。徐々に水準を切り下げる展開となり、一時は158.69円まで下落。引けにかけても軟調に推移し、158.75円で取引を終えた。
 
株式
NYダウ平均     USD  34,946.39   -361.23 (-1.02%)
NASDAQ総合  USD  13,631.05   -157.28 (-1.14%)
S&P500           USD    4,437.86    -51.86 (-1.16%)
 
米株式市場のダウ工業株30種平均は反落となった。引き続き中国景気の減速懸念が意識されていることに加え、米金融業界の不透明感が株式相場の重荷となった。個別ではソフトウェア大手オラクルや製薬大手イーライリリーなどの上昇が目立った一方、電気自動車大手テスラや銀行大手JPモルガンチェースなどが下落した。
 
債券・商品先物
米国債10年                  4.2159%  (+0.023)
NY原油(WTI)   USD/バレル    81.09  (-1.67%)
NY金(COMEX)  USD/オンス  1,933.6  (-0.28%)
 
 

【日本】 夕方にかけて円売りが進行、米ドル円は一段高の展開に

 
為替(17時)
8月15日の東京外国為替市場では、円が売られる展開となった。日本の力強い国内総生産(GDP)の結果や、米長期金利の低下を受けて、米ドル円は一時弱含む場面があった。しかし、夕方にかけては米長期金利が上昇したことなどから反転し、円を売る動きが優勢となった。
 
米ドル円は145.54円で取引を開始。一時は145.33円まで下落した。しかし、その後は徐々に水準を切り上げる展開となり、夕方にかけては一時145.84円まで上昇した。引けにかけても底堅く推移し、145.80円で取引を終えた。
 
ユーロドルは1.0906ドルで始まると、取引時間の前半は小動きに終始したものの、夕方になると一転して強含み、一時は1.0931ドルまで上昇した。その後も底堅く推移し、1.0924ドルで引けた。
 
ユーロ円は158.73円で取引を開始すると、米ドル円と似た値動きとなった。一時は158.54円まで下落したものの、取引時間の後半は堅調に推移し、159.27円で上昇して取引を終えた。
 
債券
10年長期金利  0.6267% (+0.013)

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