米株市場休場で手掛かり材料を欠く、主要通貨ペアは方向感を欠く

【米国】

為替(2024年1月16日  6時00分)
米ドル円         USD/JPY  145.79  (円)
ユーロ米ドル  EUR/USD  1.0951  (米ドル)
ユーロ円          EUR/JPY   159.67  (円)
ポンド円          GBP/JPY   185.55  (円)
ポンド米ドル  GBP/USD  1.2728  (米ドル)
 
1月15日のニューヨーク外国為替市場では、方向感を欠く展開となった。この日は米国株式市場などが、キング牧師誕生日の祝日により休場。取引参加者が少ないなか、為替においても手掛かり材料を欠く状況となった。一方、日本の株高などを背景に円売り・米ドル買いが進み、対ユーロでも米ドル買いが優勢となった。ただし、FRB(米連邦準備理事会)による利下げへの期待も根強かった。
 
債券市場では、金融政策の影響を受けやすい2年債の利回りが10年債(長期金利)の利回りを上回る現象(逆イールド)が継続しており、2年債が4.13%、10年債が3.94%となっている。
 
米ドル円は145.67円で取引を開始。取引時間の前半に一時145.92円まで上昇する場面があった。しかし、その後は一時145.67円まで下落した。引けにかけてはやや持ち直し、145.80円で取引を終えた。
 
ユーロドルは1.0945ドルで始まると、直後に1.0959ドルまで上昇した。ただ、その後は軟調に推移し、一時は1.0938ドルまで下落。引けにかけてはやや底堅く推移し、1.0952ドルで引けた。ポンドは、対米ドルで1.2728ドル近辺での取引となっている。
 
ユーロ円は159.45円で取引を開始。取引時間の前半に159.83円まで上昇する場面があった。ただ、その後は反落し、一時は159.44円まで下落。159.67円まで持ち直して取引を終えた。
 
*米国株式市場は休場
 
債券・商品先物
米国債10年                  3.9418%  (+0.000)
NY原油(WTI)   USD/バレル    72.50  (-0.24%)
NY金(COMEX)  USD/オンス  2,059.0  (+0.36%)
 
 

【日本】 国内株高を背景に円が売られる展開

 
為替(17時)
1月15日の東京外国為替市場では、円が売られる展開となった。この日は米国市場が休場となるなか、国内株式相場が堅調に推移したことから、リスクテイクに伴う円売りが優勢となった。米ドル円は節目の1ドル145円を突破したことで上昇ペースが加速した。
 
米ドル円は144.84円で取引を開始。朝方から堅調に推移すると、夕方にかけては一段高の展開となった。一時は145.55円まで上昇し、そのまま底堅く推移して145.45円で取引を終えた。
 
ユーロドルは1.0952ドルで始まると、朝方に一時は1.0941ドルまで下落した。しかし、その後は水準を切り上げる展開となり、一時は1.0968ドルまで上昇。夕方にかけてはやや反落し、1.0954ドルで引けた。
 
ユーロ円は158.65円で取引を開始。この日はほぼ一貫して堅調に推移し、取引終盤には一時159.51円まで上昇した。引けにかけても底堅く推移し、159.33円で取引を終えた。
 
債券
10年長期金利  0.5525% (-0.033)

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