【米国】英・米市場が休場となり市場参加者は少なく、大きな方向感は出なかった
為替(2025年5月27日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 142.84(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1381米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 162.56(円)
ポンド円 GBP/JPY 193.61(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3557(米ドル)
5月26日のニューヨーク外国為替市場は、英国がスプリング・バンク・ホリデーで休場となり、米国はメモリアルデーで休場ということもあり、市場参加者が少なく全般で持ち高調整の取引が目立ち、大きな方向感は出なかった。なお、一部報道では「欧州連合は米国との貿易交渉を迅速化する方針」などが伝わった。
米ドル円は、アジア時間に142.2円台前半まで下落した反動もあり、その後は142円台後半まで買い戻された。英米市場は休場ということもあり大きな方向感は出にくかった。持ち高調整目的の円売り・ドル買いが出たこともあり143.03円まで上値を伸ばしたが、積極的に買い進めていく展開とはならなかった。
ユーロドルは、本日は英国がスプリング・バンク・ホリデーで休場で米国はメモリアルデーで休場ということもあり市場参加者が少なく、大きな方向感は出ず小幅なレンジ内でのもみ合いに終始した。
株式
NYダウ平均 USD 41,603.06 ±0(±0%)
NASDAQ総合 USD 18,737.21 ±0(±0%)
S&P500 USD 5,802.83 ±0(±0%)
株式市場は、メモリアルデーで休場。
債券・商品先物
米国債10年 4.509% (±0)
NY原油(WTI) USD/バレル 61.30 (-0.11%)
NY金(COMEX) USD/オンス 3,342.2 (-0.46%)
【日本】米トランプ大統領によるEU関税延期発言で、警戒感はやや後退した
為替(17時)
5月24日の東京外国為替市場は、トランプ大統領が「EU関税について、7月9日までの延長に同意した」と発言すると、ユーロ買い・ドル売りが優勢となった。また日経平均株価が堅調に推移したことで円売りも進行した。欧州時間ではスプリング・バンク・ホリデーでロンドン勢が不在となる中で、流動性がさがり、利益確定目的の取引が目立った。
米ドル円は、トランプ大統領がEU関税について延期を発表すると、早朝に143.08円まで上値を伸ばしたものの、次第にドル売り圧力が強まると11時過ぎには142.22円まで下押した。その一方で、日経平均株価が堅調に推移する中で売り一巡後は買戻しが優勢となった。また、時間外のNYダウ先物の動きも相場の支えとなり17時前には142.91円まで上値を伸ばした。
ユーロドルは、トランプ大統領が「EUへの50%関税の7月9日までの延長に同意」と発言すると買いが優勢となった。その後も全般ドル安の流れとなり11時過ぎには1.1418ドルまで上値を伸ばした。買い一巡後には伸び悩み、スプリング・バンク・ホリデーでロンドン勢が不在ということもあり、持ち高調整目的の売りに押され1.1387ドルまで下押した。
ユーロ円は、米大統領のEU関税をめぐる警戒感がいったん後退したことを受けて円売り・ユーロ買いが優勢となった。日経平均株価が堅調に推移していることも相場の下支えとなり15時台には162.97円まで上値を伸ばした。ただ、節目の163円の手前では伸び悩み買い一巡後には利益確定目的の売りに押され、162.73円まで下押された。
債券
日本国債10年 1.549% (-0.026)
【市場主要イベント】
27日 米 4月耐久財受注
28日 豪 消費者物価指数
米 FOMC議事要旨
29日 米 GDP
30日 米 PCEデフレーター
加 GDP