【米国】米10年債利回りの上昇を背景に、全般でドル買いが先行した
為替(2025年8月19日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 147.85(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1660(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 172.41(円)
ポンド円 GBP/JPY 199.64(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3502(米ドル)
8月18日のニューヨーク外国為替市場は、米10年債利回りが4.35%台まで上昇したことを受けて、全般でドル買いが先行した。米ウクライナ首脳会談前には持ち高調整目的のドル買いも入った。また会談後のトランプ大統領は「領土交換の可能性を話し合う必要がある」「現時点では戦闘停止の段階にない」などと話した。
米ドル円は、米10年債利回りの上昇などを背景に円売り・ドル買いが先行した。前週末高値を上抜けると、24時過ぎには147.98円まで上値を伸ばした。その後は米10年債利回りの上昇が一服したこともあり、147.80円前後でのもみ合いとなった。
ユーロドルは、米ウクライナ会談を前に持ち高調整目的の売りが優勢となった。また米10年債利回りが上昇していることもドル買いを促し、26時前には1.1656ドルの日通し安値を付けた。もっとも前週末安値の1.1646ドルが目先のサポートとして意識されると下げ渋り1.1670ドルまで買い戻された。
株式
NYダウ平均 USD 44,911.81 -34.30(-0.07%)
NASDAQ総合 USD 21,628.51 +5.53(+0.02%)
S&P 500 USD 6,449.16 -0.63(-0.01%)
株式市場は、NYダウ平均が高値圏で推移していることもあり持ち高調整目的の売りが先行した。その半面で、FRBによる利下げ観測が相場を下支えした。前週末にバークシャー・ハザウェイによる株取得が明らかとなったユナイテッドヘルス・グループへの買いは継続した。
債券・商品先物
米国債10年 4.335% (+0.013)
NY原油(WTI) USD/バレル 62.34 (+0.40%)
NY金(COMEX) USD/オンス 3,378.0 (-0.10%)
【日本】日経平均株価が史上最高値を更新したことで、円売りが先行した
為替(17時)
8月18日の東京外国為替市場は、連休明けで日経平均株価が上昇したことを受けて全般で円売りが優勢となった。なお、16時以降には米10年債利回りが低下し4.30%を割り込んだことでドル売りが優勢となったが値動きは限定的となった。
米ドル円は、本邦の連休明けで日経平均株価が上昇し史上最高値を更新したことで、下値を切り上げ10時台には147.58円まで上値を伸ばした。もっとも買いが一服すると、伸び悩んだ。16時台には米10年債利回りが4.30%台まで低下したことを受けて、一時147.12円まで下押したものの、すぐに買い戻された。
ユーロドルは、前週金曜日に大幅に上昇した反動から、利益確定目的の売りに押される形で、10時30分過ぎには1.1693ドルまで下押した。その後は1.1710ドルまで買い戻されたものの、上値は限定的で独長期金利が低下したことをきっかけに、ユーロ売り・ドル買いが優勢となった。
ユーロ円は、ドル円の上昇につれたほか日経平均株価が堅調に推移したことを受けて、全般で円売りが進行し14時前には172.65円まで上値を伸ばした。もっとも米10年債利回りが低下したことを受けて、ドル売り・円買いが進行したタイミングでユーロ円にも売りがでて、16時過ぎには172.15円まで下押した。
債券
日本国債10年 1.565% (+0.015)
【市場主要イベント】
19日 米 住宅着工件数
20日 新 ニュージーランド準備銀行政策金利
ユーロ 7月消費者物価指数
米 FOMC議事要旨
21日 仏 製造業購買担当者景気指数
独 製造業購買担当者景気指数
ユーロ 製造業購買担当者景気指数
英 製造業購買担当者景気指数
米 製造業購買担当者景気指数
22日 日 7月全国消費者物価指数
独 4-6月期国内総生産
米 パウエルFRB議長の発言