【米国】米住宅市場が市場予想を上回ったことで、全般でドル買いが先行した
為替(2025年8月20日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 147.67(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1646(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 171.96(円)
ポンド円 GBP/JPY 199.25(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3490(米ドル)
8月19日のニューヨーク外国為替市場は、7月住宅着工件数(予想:130万件、結果:142.8万件)が市場予想を上回ったことを受けて、ドル買いが優勢となった。もっとも米10年債利回りが一時4.29%台まで低下したことで、ドル売りが優勢となった。
米ドル円は、7月住宅着工件数が市場予想を上回ると買いが先行し、22時過ぎには一時147.90円まで上値を伸ばした。もっとも、東京時間午前につけた日通し高値の148.11円がレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米10年債利回りが低下したことも相場の重しとなり、26時過ぎには147.44円まで下押した。
ユーロドルは、ウクライナ情勢をめぐる警戒感が後退した事で、ユーロ買いドル売りが先行した。20時過ぎには一時1.1693ドルまで上値を伸ばし日通し高値を付けたが、買い一巡後は伸び悩んだ。対オセアニア通貨を中心にドル買いが強まった影響を受けて、午前4時前には1.1642ドルまで下値を伸ばした。
株式
NYダウ平均 USD 44,922.26 +10.45(+0.02%)
NASDAQ総合 USD 21,315.95 -312.56(-1.44%)
S&P 500 USD 6,411.36 -37.80(-0.58%)
株式市場は、決算内容が好感されたホーム・デポが買われ、相場の上昇に寄与した。ディフェンシブ株の一角にも買いが入り、NYダウ平均は上昇した。ただ、ハイテク株を中心に利益確定目的の売りが広がると、指数は下げに転じる場面もあった。
債券・商品先物
米国債10年 4.308% (-0.027)
NY原油(WTI) USD/バレル 61.73 (-0.97%)
NY金(COMEX) USD/オンス 3,358.9 (-0.56%)
【日本】米・露・ウクライナの首脳三者会談開催の報道で、ウクライナ情勢をめぐる警戒感は和らいだ
為替(17時)
8月19日の東京外国為替市場は、米・露・ウクライナの首脳三者会談を受けて、ウクライナ情勢をめぐる警戒感が和らいだことで、クロス円を中心に買いが強まった。もっとも、日経平均株価が連日の史上最高値更新による利益確定目的の売りに押される形で下落したことで、積極的に円売りを進めるような展開とはならなかった
米ドル円は、米・露・ウクライナの首脳三者会談を開催との一部法づが伝わり、和平交渉が進むとの期待感から、クロス円を中心に買いが強まったが日経平均株価が伸び悩んだことで上値も限定的だった。米格付け会社のS&Pが米ソブリン格付けを据え置いたことが伝わると一時148.11円まで上値を伸ばしたが、一時的ですぐに売り戻された。
ユーロドルは、米格付け会社S&Pが米ソブリン格付けを据え置いたことで、一時1.1638ドルまで下押したものの、ドル円が失速していることを受けて、その後は徐々に買い戻される展開となった。また独長期金利が上昇したことで、ユーロ買いが優勢となり1.1684ドルまで上値を伸ばした。
ユーロ円は、米・露・ウクライナの首脳三者会談を開催の報道を受けて、ウクライナ情勢をめぐる警戒感が後退したことで、9時台には172.63円まで上昇した。もっとも前日高値を前に伸び悩むと売りが優勢となり、ユーロドルの売りも眺めながら171.98円まで下押した。その後は独長期金利上昇によるユーロドルの上昇を受けて、17時過ぎには172.62円まで上昇した。
債券
日本国債10年 1.565% (+0.015)
【市場主要イベント】
20日 新 ニュージーランド準備銀行政策金利
ユーロ 7月消費者物価指数
米 FOMC議事要旨
21日 仏 製造業購買担当者景気指数
独 製造業購買担当者景気指数
ユーロ 製造業購買担当者景気指数
英 製造業購買担当者景気指数
米 製造業購買担当者景気指数
22日 日 7月全国消費者物価指数
独 4-6月期国内総生産
米 パウエルFRB議長の発言