【米国】米10年債利回りが低下していることを受けて、全般でドル売りが優勢となった
為替(2025年8月29日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 146.94(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1682(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 171.64(円)
ポンド円 GBP/JPY 198.56(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3511(米ドル)
8月28日のニューヨーク外国為替市場は、4-6月期米GDP改定値(予想:3.1%、結果:3.3%)が市場予想を上回ったことを受けてドル買いが優勢となる場面もあったが、米10年債利回りが低下していることを受けて全般でドル売りが優勢となった。なおECB理事会議事要旨では「金利は概ね中立的な領域だった」「大半の加盟国はインフレ見通しを取り巻くリスクは概ね均衡しているとみている」などの見解が示された。
米ドル円は、欧州時間には一時148.18円まで上昇していたものの米10年債利回りの低下から、売りが優勢となった。4-6月期GDP改定値が市場予想を上回ったことで一時買いが入る場面も見られたが、限定的となった。もっとも前週末につけた安値146.57円が目先のサポートとして意識されると下げ渋った。
ユーロドルは、欧州中央銀行(ECB)の利下げ局面が終わりに近づいているとの見方からユーロ買いが続いた。米10年債利回りが低下していることもユーロ買い・ドル売りを促し、午前2時過ぎには1.1697ドルまで上値を伸ばした。もっとも節目の1.17ドルがレジスタンスとして意識されると上値は重たくなった。
株式
NYダウ平均 USD 45,636.89 +71.67(+0.15%)
NASDAQ総合 USD 21,706.04 +118.24(+0.54%)
S&P 500 USD 6,501.85 +20.44(+0.31%)
株式市場は、4-6月期米GDP改定値が速報値から上方修正され市場予想を上回ったことで、米経済の底堅さが確認されると、投資家心理の改善を手掛かりとした買いが入りやすかった。またハイテク株比率が高いNASDAQは3日続伸した。
債券・商品先物
米国債10年 4.205% (-0.029)
NY原油(WTI) USD/バレル 63.94 (+0.77%)
NY金(COMEX) USD/オンス 3,475.7 (+0.69%)
【日本】日銀早期利上げ観測の高まりも受けて、円買いが優勢となった
為替(17時)
8月28日の東京外国為替市場は、時間外の米10年債利回りの低下をうけて、全般でドル売りが先行した。なお、中川日銀審議委員は「経済・物価見通しが実現していくとすれば、引き続き政策金利を上げ金融緩和度合いを調整する」「利上げ環境は4月よりも改善した」との見解を示した。
米ドル円は、買いが先行したものの米10年債利回りが低下していることを受けて、徐々にドル売りが優勢となっていった。また財務省が実施した2年債入札が弱い内容だったことが伝わると、2年債利回りが低下幅を縮小した。日米金利差の縮小を意識したドル売り円買いの流れとなり、15時過ぎには147.00円まで売られた。もっとも節目の147円を割り込むことはできず147.40円まで買い戻された。
ユーロドルは、時間外の米10年債利回りが低下していることを受けて、ユーロ買い・ドル売りが優勢となり11時過ぎには1.1654ドルまで上値を伸ばした。ただ、買い一巡後にはユーロ円の下落につれて売りが優勢となり1.1633ドルまで売り戻されるなど、方向感は出にくかった。
ユーロ円は、東京オープン直後には171.75円まで上値を伸ばしたものの、ドル円が伸び悩むにつれて売りが優勢となっていった。171.44円まで下押した後はユーロドルの上昇にも支えられ買い戻されたが、171.72円までにとどまった。引き続きドル円の下落が続いていることで、15時過ぎには171.11円まで下押したが、ドル円が下げ渋ると171.61ドルまで買い戻された。
債券
日本国債10年 1.626% (+0.009)
【市場主要イベント】
28日 ユーロ 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨
米 4-6月期四半期実質国内総生産
29日 米 米PCEデフレーター
加 4-6月期四半期国内総生産