【米国】米経済指標の強い結果を受けて、全般でドル買いが先行した
為替(2025年9月19日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 147.99(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1786(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 174.42(円)
ポンド円 GBP/JPY 200.59(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3554(米ドル)
9月18日のニューヨーク外国為替市場は、月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数(予想:1.9、結果:23.2)や米新規失業保険申請件数(予想:24.0万件、結果:23.1万件)が市場予想を上回ったことで、全般でドル買いが優勢となった。なお米英首脳はイギリスで会談をしたが「ウクライナ・ロシア戦争の解決は想定より複雑」「ウクライナに対する防衛支援を強化する方策について協議した」と会見で発表した。
米ドル円は、9月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数や米新規失業保険申請件数が予想よりも強い内容だったことから、全般でドル買いが優勢となった。米10年債利回りが4.13%台まで上昇したことも買いを支え、148.26円まで上値を伸ばした。もっとも買い一巡後は米10年債利回りが上昇幅を縮めたこともあり、148円割れまで低下した。
ユーロドルは、堅調な米経済指標の結果を受けて米10年債利回りが上昇すると、全般でドル買いが先行し1.1750ドルまで下押した。ただ、米10年債利回りの上昇が一服すると1.1794ドルまで下げ渋った。その後は小幅なレンジでのもみ合いとなった。
株式
NYダウ平均 USD 46,142.41 +124.10(+0.26%)
NASDAQ総合 USD 22,467.57 +202.41(+0.90%)
S&P 500 USD 6,631.95 +31.59(+0.47%)
株式市場は、FRBが前日に利下げを再開し今後も利下げを継続するとの見通しを示したことが引き続き買いを促しNYダウ平均・NASDAQ・S&P500で史上最高値を更新した。
債券・商品先物
米国債10年 4.108% (+0.017)
NY原油(WTI) USD/バレル 63.08 (-0.52%)
NY金(COMEX) USD/オンス 3,678.2 (-0.44%)
【日本】独長期債利回りの上昇や堅調な欧州株の動きを見て、ユーロ買いが優勢となった
為替(17時)
9月18日の東京外国為替市場は、前日のFOMC結果公表後のパウエルFRB議長の発言が「利下げに慎重な姿勢」と受け止められたことで、ドルの買戻しが優勢となった。この流れを引き継ぎ、この日もドル買いが優勢となった。また、欧州時間には独長期債利回りの上昇や、欧州株高を受けてユーロ買いが優勢となった。
米ドル円は、前日にFOMC結果公表後のドル買いの流れを引き継ぎ、買いが先行した。自民党の高市氏が総裁選への出馬を表明したことも相場の支えとなり、15時過ぎには147.53円まで上値を伸ばした。もっとも、時間外の米10年債利回りが低下していることで上値は抑えられた。
ユーロドルは、前日からのドル買いの流れを引き継ぎ、ドル買いが先行し1.1780ドルまで下値を拡大した。もっとも米10年債利回りが低下した一方で、独長期債利回りが前日比でプラスに推移したことからユーロ買い・ドル売りが優勢となり1.1838ドルまで買戻しが進んだ。
ユーロ円は、ドル円の上昇とユーロドルの下落に挟まれる形で方向感なくもみ合う展開が続いた。もっとも、欧州勢参入後には同区長期債利回りの上昇や欧州株の堅調な動きを背景にユーロ買いが優勢となり、17時までに174.09円まで上値を伸ばした。
債券
日本国債10年 1.595% (+0.002)
【市場主要イベント】
19日 日 日銀政策金利
日 消費者物価指数
日 植田日銀総裁の発言