【米国】中東情勢混乱の長期化を懸念し、原油価格は底堅く推移しドル買いが優勢となった
為替(2026年3月31日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 159.74(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1461(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 183.08(円)
ポンド円 GBP/JPY 210.60(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3186(米ドル)
3月30日のニューヨーク外国為替市場は、東京時間の三村財務官による円安けん制発言から全般で円買いが先行した。またトランプ大統領の自身のSNSにて「イランとの協議に大きな進展があった」とした一方で、イラン側はこの発言を否定したことで、イランを巡る混乱は長引くとの懸念が強まり、原油先物価格は一時102ドル台まで上昇しドル買いが優勢となった。
米ドル円は、東京時間からのドル売り・円買いの流れを引き継ぎ、22時過ぎには159.32円まで下値を拡大した。ただ売り一巡後は買い戻しが優勢となった。中東情勢の混乱が長期化するとの懸念から原油高が進んだ影響を受けて、再び「有事のドル買い」が意識されたことで、159.74円まで上値を伸ばした。
ユーロドルは、トランプ大統領が自身のSNSにて「イランと真剣な協議を行っており、大きな進展があった」と投稿したが、イラン側がこの発言を否定したことで、原油先物は上昇し「有事のドル買い」が優勢となり24時台には1.1443ドルまで下値を拡大した。
株式
NYダウ平均 USD 45,216.13 +49.50(+0.10%)
NASDAQ総合 USD 20,792.84 -152.30(-0.72%)
S&P 500 USD 6,343.73 -25.13(-0.39%)
株式市場は、トランプ大統領が自身のSNSにて「イランと真剣な協議を行っており、大きな進展があった」と発信し、米国とイランの停戦協議が進展するとの期待から買いが先行し、NYダウ平均は一時450ドル超上昇した。ただ、イラン側がこれを否定した事で、原油相場が堅調に推移する中で、次第に株売りが優勢となると下げに転じる場面もあった。
債券・商品先物
米国債10年 4.352% (-0.076)
NY原油(WTI) USD/バレル 101.66 (+3.00%)
NY金(COMEX) USD/オンス 4,540.4 (+1.12%)
【日本】三村財務官の強めの円安是正発言を受けて、全般で円買いが優勢となった
為替(17時)
3月30日の東京外国為替市場は、WTI原油先物価格が節目の100ドルを超えたことを受けて、全般でドル買いが先行した。ただ、三村財務官が「そろそろ断固たる措置が必要となる」などと強めの円安けん制発言をすると、全般で円買いが優勢となった。時間外の米10年債利回りも4.38%台まで低下した。
米ドル円は、WTI原油先物価格が100ドルを超えたことを受けて早朝には160.46円まで上昇した。ただ、三村財務官が円安是正発言をすると一転して円の買戻しが優勢となり下落した。時間外の米10年債利回りが低下したことも相場の重しとなり、16時台には159.57円まで下値を拡大した。ただ、159円台半ばでは下げ渋った。
ユーロドルは、原油高を嫌気した売りが優勢となると、先週末安値の1.1502ドルを下抜けて1.1487ドルまで下値を拡大した。もっともその後はドル円の下落を受けたドル売りが意識されると下げ渋り、1.1521ドルまで上値を伸ばした。ただ、ユーロ円が下落している影響もあり、上値は抑えられ1.1494ドルまで下押した。
ユーロ円は、早朝に184.49円まで上値を伸ばしたものの、三村財務官の円安けん制発言を受けて円の買戻しが優勢となると184円を割り込み、183円台まで下押した。その後は184円を挟んでもみ合う展開となったが、欧州勢が売りで参入すると183.57円まで下値を拡大した。
債券
日本国債10年 2.364% (+0.089)
【市場主要イベント】
31日 英 10-12月期四半期国内総生産
ユーロ 3月消費者物価指数
加 1月月次国内総生産
1日 米 3月ADP雇用統計
米 3月ISM製造業景況指数
3日 米 3月非農業部門雇用者数変化
米 3月ISM非製造業景況指数