イランが米国からの攻撃があったとし、報復を示唆した事で原油価格が上昇しドル買いが優勢となった

【米国】米・イランの戦闘終結期待が後退し、全般でドル買いが優勢となった

為替(2026年5月27日  6時00分)
米ドル円          USD/JPY   159.31(円)
ユーロ米ドル   EUR/USD  1.1631(米ドル)
ユーロ円          EUR/JPY   185.31(円)
ポンド円          GBP/JPY   214.22(円)
ポンド米ドル   GBP/USD  1.3446(米ドル)

 
5月26日のニューヨーク外国為替市場は、イラン革命防衛隊が「米軍による領空侵犯があり、無人機1機を撃墜した」と表明したことで、両国の戦闘終結期待が後退し原油価格が上昇した。これに伴い全般でドル買いが優勢となったが、先行きを見極めたい向きもあり積極的にドルを買い進める展開とはならなかった。
 
米ドル円は、「米軍がイランのミサイル発射基地を攻撃し、イラン革命防衛隊は無人機1機を撃墜した。」との報道から、両国の戦闘終結に向けた楽観が後退し原油価格は上昇した。これに伴いドル買いが優勢となり、24時台には159.38円まで上値を伸ばした。5月米消費者信頼感指数が市場予想を上回ったことも相場の支援材料となった。
 
ユーロドルは、米国とイランの和平協議進展への懸念が高まった事で全般でドル買いが優勢となり24時台には1.1616ドルまで下値を拡大した。もっとも中東情勢の先行きを見極めたいと慎重な姿勢も多く、積極的に売り進める展開とはならなかった。
 
株式
NYダウ平均       USD   50,461.67             -118.02(-0.23%)
NASDAQ総合    USD   26,655.89             +311.92(+1.18%)
S&P 500             USD     7,519.11              +45.63(+0.61%)

株式市場は、米国とイランの和平協議の行方が注視される中で、主力株の一部に売りが出て相場を押し下げた。ただ、人工知能への成長期待から半導体関連株などに買いが入り相場を下支えした。ナスダックでは、マイクロ・テクノロジーが19%超急騰した。
 
債券・商品先物
米国債10年                              4.489%        (-0.067%)
NY原油(WTI)     USD/バレル   92.18            (+3.00%)
NY金(COMEX)  USD/オンス   4,507.3         (-1.44%)
 

【日本】イラン革命防衛隊の表明を受けて、中東情勢の緊迫化が意識されるとドル買いが優勢となった

 
為替(17時)
5月26日の東京外国為替市場は、時間外の原油先物価格が上昇したことを受けて全般でドル買いが優勢となった。また、イラン革命防衛隊が「攻撃ドローンを撃墜した」「米国の停戦協定違反に対しては報復する権利がある」との声明を発表したほか、イラン最高指導者のモジタバ師も「米国の中東基地に安全な避難場所はない」との見解を示したことで、全般でドル買いが優勢となった。
 
米ドル円は、時間外の原油先物相場の上昇を背景にドル買いが進むと、東京仲値にかけては159.00円まで上値を伸ばした。その後は伸び悩む場面もあったが、売り戻しは158.91円までとなった。イラン革命防衛隊が米国への報復呼応劇を示唆すると、中東の地政学リスクを意識したドル買いが優勢となり、159.20円まで上値を伸ばした。
 
ユーロドルは、全般でドル買いが進んだ流れに沿ってじり安に推移し15時過ぎには1.1627ドルまで下押した。イラン革命防衛隊によるドローン攻撃の発表後には1.1624ドルまで下値を拡大したものの、米国・イランの和平協議に対する期待が交錯する中で1.1640ドルまで買い戻された。
 
ユーロ円は、ドル円の上昇とユーロドルの下げに挟まれる形で方向感が出にくかったが、ユーロドルの下げにつれて184.88円まで下押した。tだ、イラン革命防衛隊による発表後には、ドル円の急騰につれて185.28円まで上値を伸ばした。
 
債券
日本国債10年   2.721%     (+0.026)
 

【市場主要イベント】
27日 新 RBNZ政策金利発表
28日 米 個人消費支出
   米 国内総生産
29日 加 国内総生産
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