【米国】中東情勢緊迫化にともなうドル買いが優勢となった
為替(2026年7月23日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 163.16(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1412(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 186.20(円)
ポンド円 GBP/JPY 218.24(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3373(米ドル)
7月22日のニューヨーク外国為替市場は、中東情勢の緊迫化が意識される中で全般でドル売りが優勢となった。トランプ大統領は自身のSNSで「今後イランがホルムズ海峡で船舶を攻撃した場合には、米国はイランの端または発電所を破壊する」と警告した。米10年債利回りは一時4.66%台の高水準まで上昇した。
米ドル円は、中東情勢の緊迫化を意識した原油高・米長期金利の上昇に伴う円売り・ドル買いが出ると、午前2時台には163.17円まで上値を伸ばした。ただ、アジア時間につけた高値163.22円が目先のレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。
ユーロドルは、アジア時間からの流れを引き継ぎ22時台には1.1421ドルまで上値を伸ばしたものの、前日高値の1.1429ドルが目先のレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。また23日にはECB定例理事会が控えていることもあり、様子見ムードが強く1.1410ドルを挟んだ小幅なレンジ内で推移した。
株式
NYダウ平均 USD 52,218.57 -6.06(-0.01%)
NASDAQ総合 USD 25,688.55 -141.06(-0.54%)
S&P 500 USD 7,498.95 -10.25(-0.13%)
株式市場は、中東情勢の緊迫化や原油先物相場の上昇が株式相場の重しとなった。ただ、景気敏感株やディフェンシブ株の一角に買いが入ると、NYダウ平均は上昇に転じる場面もあった。ハイテク株比率が高いナスダックでは、IBMやテスラ、アルファベットの決算発表を控えていることで持ち高調整の売りに押された。
債券・商品先物
米国債10年 4.659% (+0.029)
NY原油(WTI) USD/バレル 85.42 (+2.00%)
NY金(COMEX) USD/オンス 4,082.2 (+1.29%)
【日本】日銀の早期利上げ観測の高まりから、円買いが急進したが反応は一時的だった。
為替(17時)
7月22日の東京外国為替市場は、関係者筋の話として「日銀は利上げペースを半年に1回程度の市場予想から、加速させることに柔軟な姿勢をとる」と伝わり、日銀の早期利上げ観測の高まりから、円買いが進んだ。なお、関係者筋からは「為替相場の変動が物価に及ぼす影響が従来よりも増しており、物価の追加的な上振れリスクになる」「基調的な物価上昇率は2%の物価安定目標に近づいていると認識しているが、2%を上抜けていく可能性にも注意を払う必要がある」とした。
米ドル円は、前日に163円台まで上昇していたこともあり、持ち高調整目的の売りが先行した。ただ、下値も堅く163円台前半で揉みあう展開が続いた。片山財務相は「為替対応について、我々のスタンスは全く変わりない」と発言したが相場への影響は限定的だった。ただ、関係者筋の話として日銀の利上げペースが加速すると伝わったことで、円買いが優勢となり162.66円まで下押したが一時的だった。
ユーロドルは、朝方に1.1398ドルまで下押したものの1.14ドル割れの水準では底堅さを確認すると徐々に下値を切り上げた。16時台にはドル円でドル売りが進んだ影響から、1.1418ドルまで上値を伸ばした。ただ、ドル売りは一時的で17時前には1.1403ドルまで売り戻された。
ユーロ円は、東京オープン直後に185.96円まで下押したものの、ユーロドルがじり高に推移したこともあり、16時台には186.19円まで上値を伸ばした。ただ、日銀に関する報道が伝わったタイミングでは、ドル円の急落につれて185.73円まで下押した。その後は下げ渋ったが、限定的だった。
債券
日本国債10年 2.743% (+0.022%)
【市場主要イベント】
23日 ユーロ 欧州中央銀行政策金利
24日 日 消費者物価指数
米 新築住宅販売件数