政府・日銀による為替介入と思われる大規模な円買いが観測された

【米国】米経済指標が強弱入り混じる中で、ドル売りが先行した

為替(2026年7月31日  6時00分)
米ドル円          USD/JPY   159.54(円)
ユーロ米ドル   EUR/USD  1.1528(米ドル)
ユーロ円          EUR/JPY   183.92(円)
ポンド円          GBP/JPY   214.81(円)
ポンド米ドル   GBP/USD  1.3465(米ドル)

 
7月30日のニューヨーク外国為替市場は、米GDP速報値、米個人消費支出物価指数、米新規失業保険申請件数など重要指標が相次ぎ発表される中で、ややドル売りが優勢となりながらも大きな方向感は出にくかった。22時台になると大規模な円買いが断続的に続き、1時間のうちに5円近く円高方向に振れた。日経新聞は「政府・日銀は円買いドル売りの為替介入を実施したようだ」と報じた。
 
米ドル円は、米経済指標が発表される中でしばらく163円台で推移したが、22時以降は断続的に円買いが入ったことで、23時台には157.95円まで下値を拡大した。売り一巡後には下げ渋ったものの、上値は重たく159円台で推移した。なお、日経新聞が報じたところによると、米通貨当局は為替介入の前段階であるレートチェックを実施したという。
 
ユーロドルは、この日発表の4-6月期ユーロ圏域内総生産速報値や7月独消費者物価指数速報値が市場予想を上回ったことから、NY市場でもユーロ買い・ドル売りが進行した。ドル円が急落すると、対ユーロでもドル売りが進行し、23時過ぎには一時1.1537ドルまで上値を伸ばした。
 
株式
NYダウ平均       USD   52,208.05                 +613.62(+1.18%)
NASDAQ総合    USD   25,118.17                 +674.80(+2.76%)
S&P 500             USD    7,437.62                 +121.48(+1.66%)

株式市場は、マイクロソフトが発表した決算結果を受けて、AI投資回収を巡る過度な懸念が後退し、足もとで下落が続いていた半導体関連株に買い戻しが入った。マイクロソフトは15%超上昇し、1銘柄でNYダウ平均を400ドル超押し上げた。
 
債券・商品先物
米国債10年                              4.673%         (-0.006)
NY原油(WTI)     USD/バレル   84.58             (-0.86%)
NY金(COMEX)  USD/オンス   4,161.5          (+2.36%)
 

【日本】中東情勢を警戒した原油価格の上昇を受けて、全般でドル買いが優勢となった

 
為替(17時)
7月30日の東京外国為替市場は、前日のFOMCの結果とウォーシュFRB議長の発言を受けてのドル売りの流れを引き継ぎ、全般でドル売りが先行した。ただ、その後は中東情勢を警戒した原油価格の上昇や、米10年債利回りの上昇を受けてドルを買い戻す動きが優勢となった
 
米ドル円は、前日のFOMC結果公表やウォーシュFRB議長の発言を受けてドル売りが進んだ流れを引き継ぎ、東京オープン直後に163.21円まで下押したものの、依然として押し目買い意欲も根強くじり高に推移し、17時までには163.74円まで上値を伸ばした。
 
ユーロドルは、前日のドル売りの流れを引き継ぎ早朝には1.1475ドルまで上値を伸ばしたものの、中東情勢への警戒感から「有事のドル買い」が意識されると上値は重たくなり、じり安に推移した。米10年債利回りが上昇したことも相場の重しとなり、16時台には1.1434ドルまで下押した。
 
ユーロ円は、早朝に187.44円まで上昇したものの、前日高値の187.47円が目先のレジスタンスとして意識されると上値は重たくなり、187.15円まで売り戻された。その後は187円台前半での揉みあいが続いた。対円や対ユーロでドル買いが進んだ事で、ユーロ円は方向感が出にくかった。
 
債券
日本国債10年   2.805%     (+0.051%)
 

【市場主要イベント】
31日 日   日銀政策金利発表
   ユーロ 消費者物価指数
   米   四半期雇用コスト
   加   月次国内総生産
この記事をシェアする
もっと読む
クッキー(Cookie)について: お客様が本ウェブサイトにアクセスする際、セキュリティの確保やお客様に関する情報を取得することを目的に、クッキー(Cookie)を使用する場合があります。 本ウェブサイトにお客様が継続的に訪問する場合、クッキーについて同意することと見なします。またクッキーはいつでも削除することが可能です。
FAQ お問合せ サポートデスク
月曜日-金曜日
9:00-24:00