【米国】ドル売りが先行したが、全般では大きな方向感は出なかった
為替(2026年8月28日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 159.40(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1652(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 185.73(円)
ポンド円 GBP/JPY 216.65(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3592(米ドル)
8月27日のニューヨーク外国為替市場は、NY勢参入後には全般でドル売りが先行したものの、28日にはウォーシュFRB議長のジャクソンホール会議での講演を控えていることもあり、積極的な取引は控えられ、大きな方向感は出にくい展開となった。
米ドル円は、WTI原油価格や米10年債利回りが伸び悩んだこともあり、159.24円まで売りが先行した。もっとも28日にはウォーシュFRB議長のジャクソンホール会議での講演を前に、積極的に下値を試す展開とはならなかった。その後は159.46円まで買い戻された。
ユーロドルは、NY勢が参入後には全般でドル安が進むと、22時台には1.1660ドルまで上値を伸ばし日通し高値を付けた。ただ、前日高値の1.1677ドルが目先のレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。もっともウォーシュFRB議長のジャクソンホール会議での講演を前に積極的な方向感は出にくかった。
株式
NYダウ平均 USD 53,569.43 +105.56(+1.97%)
NASDAQ総合 USD 26,540.78 +404.60(+1.54%)
S&P 500 USD 7,730.98 +55.29(+0.72%)
株式市場は、好決算を発表したエヌビディアとセールスフォースが買われた半面、消費関連株やディフェンシブ株の一角に売りが入り相場の重しとなった。ハイテク株比率が高いナスダックでは、クラウドストライク・ホールディングスが20%超急騰した。
債券・商品先物
米国債10年 4.678% (+0.029)
NY原油(WTI) USD/バレル 84.21 (+2.01%)
NY金(COMEX) USD/オンス 4,654.8 (+0.15%)
【日本】氷見野日銀副総裁の発言をきっかけに、日銀の利上げ観測は後退し、円売りが優勢となった
為替(17時)
8月27日の東京外国為替市場は、氷見野日銀副総裁は講演で「金融政策の波及効果には一定の時間を要する」と慎重な見方を示し、早期利上げ期待が後退した事で、全般で円売りが優勢となった。下落していた日経平均株価が下げ幅を縮小したことも円売りを促した。
米ドル円は、売りが先行し午前9時台には159.11円まで下押したが、氷見野日銀副総裁の講演内容が伝わると、一転して買い戻される展開となり、159.40円まで上昇した。もっともその後は手掛かり材料に欠く中で動意は薄く159.34円前後で小幅にもみ合う展開が続いた。
ユーロドルは、ドル円でドル売りが先行したことで1.1659ドルまで上値を伸ばした。ただ、ドル円が一転して買い戻される展開となると、ユーロドルでもドル買いが優勢となった。下値を切り下げて、16時台になると1.1651ドルまで下押したが、積極的な方向感は出にくく、小幅な値動きとなった。
ユーロ円は、総じてドル円につれた値動きとなった。東京仲値にかけて185.46円まで下押したものの、氷見野日銀副総裁の発言から早期利上げ観測が後退した事で円売りが優勢となり、185.77円まで上値を伸ばした。その後はユーロドルが伸び悩んでいることもあり185.65円まで売り戻されたが下値は限定的だった。
債券
日本国債10年 2.889% (+0.001%)
【市場主要イベント】
27日 ユーロ 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨
28日 加 4-6月期四半期国内総生産
米 ウォーシュ米連邦準備理事会議長の発言