【米国】米財務省による国債買い入れ報道を受けて、ドル買いが優勢となった
為替(2026年9月10日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 153.54(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1633(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 178.61(円)
ポンド円 GBP/JPY 208.00(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3545(米ドル)
9月9日のニューヨーク外国為替市場は、全般でドル売りが先行していたものの、24時過ぎには米財務省が10日に米国債を最大60億ドル買い戻すと発表したことで、米長期金利が上昇し全般でドル買いが優勢となった。市場では「100億ドル近い規模を見込んでいた向きも強く、期待外れだった」との声も聞かれた。
米ドル円は、ベッセント財務長官による円安是正発言から円買いが先行した。ただ、米財務省が米国債を最大60億ドル買い戻すと発表した事に伴い、米10年債利回りが4.85%台まで上昇し、153.80円までドル買いが優勢となった。もっとも、上値は限定的だった。
ユーロドルは、10日のECB理事会で6月以来の追加利上げが見込まれるなか、欧州の長期金利上昇を手掛かりとしてユーロ買いが先行し、1.1654ドルまで上昇した。もっとも、その後は米長期金利が上昇したことを受けてドル買いが優勢となると1.1625ドルまで日通し安値を更新した。
株式
NYダウ平均 USD 52,380.65 -405.41(-0.76%)
NASDAQ総合 USD 26,256.64 -167.05(-0.63%)
S&P 500 USD 7,636.35 -37.16(-0.48%)
株式市場は、米国とイランの戦闘激化を受けて原油先物価格がこの日も上昇した事で、投資家心理が悪化した。また米財務省が10日に米国債を60億ドル規模で買い入れると発表したが、その後に米長期金利が上昇したことも
嫌気された。
債券・商品先物
米国債10年 4.845% (+0.055)
NY原油(WTI) USD/バレル 97.04 (+2.50%)
NY金(COMEX) USD/オンス 4,447.2 (+1.07%)
【日本】ベッセント財務長官の発言をきっかけに、全般で円買いが優勢となった
為替(17時)
9月9日の東京外国為替市場は、ベッセント財務長官が「円相場に介入する場合、私には明確な見通しがある」「円相場について私に反して賭けてみろ、私には情報がある」と発言したことで全般で円買いが優勢となった。米10年債利回りは上昇したものの、市場の反応は限定的だった。
米ドル円は、ベッセント財務長官の発言を受けて円買いが優勢となると、徐々に上値を切り下げ、15時台には152.93円まで下値を拡大した。ただ、前日安値の152.88円を前に下げ渋った。時間外の米10年債利回りが上昇したものの反応は鈍かった。
ユーロドルは、円主体の動きとなる中で米10年債利回りの上昇幅縮小を受けたドル売りにより前日高値をうわ抜け、上昇した。原油高や米長期金利の上昇で伸び悩む場面があったものの、17時前には1.1649ドルまで上値を伸ばした。
ユーロ円は、ベッセント米財務長官の発言をきっかけに円高となる中で、178.26円まで下落した。その後は178.87円まで買い戻されたが、上値は重たく売り戻しが優勢となっていった。15時台には178.06円まで下値を拡大した。その後は下げ渋ったが、円買い圧力は強く戻りは限定的だった。
債券
日本国債10年 2.884% (-0.017%)
【市場主要イベント】
10日 ユーロ 欧州中央銀行政策金利
11日 英 7月月次国内総生産