【米国】米雇用指標が市場予想を上回ると、全般でドル買いが優勢となった
為替(2026年3月5日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 157.09(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1640(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 182.85(円)
ポンド円 GBP/JPY 210.13(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3376(米ドル)
3月4日のニューヨーク外国為替市場は、一部報道で「イラン情報省の工作員がCIAに戦闘終結に向けた対話の用意があるとシグナルを送っていた」と伝わったことで、イラン情勢の混乱長期化の懸念がやや後退した事で、直近のドル買いが巻き戻された。ただADP全米雇用報告(予想:5.0万人、結果:6.3万人)が市場予想を上回ったことでドル買い圧力も高まった。
米ドル円は、イランの情報機関員が戦争終結に向けた条件協議を提案したと伝わり、足元で進んでいた「有事のドル買い」を巻き戻す動きが進行し157.41円まで買い戻された。ただ、日本政府・日銀による為替介入への警戒感も根強く再び156.88円まで押し戻された。
ユーロドルは、欧州時間に「イラン情報省の工作員がCIAに戦闘終結に向けた対話の用意があるとシグナルを送っていた」との一部報道が伝わり、ドル買いを巻き戻す動きが優勢となった。一時1.1654ドルまで上値を伸ばしたものの、イランの半国営タスニム通信が情報省関係者は「イランはCIAに協議の提案を行っていない」としたことで、上値が重たくなった。
株式
NYダウ平均 USD 48,733.84 +226.30(+0.46%)
NASDAQ総合 USD 22,803.52 +287.88(+1.27%)
S&P 500 USD 6,868.94 +52.69(+0.77%)
株式市場は、イラン情勢の混乱が長期化するとの懸念がやや薄れ、原油先物価格の上昇が一服したことで、投資家の過度なリスク回避姿勢は後退した。2月ADP雇用報告や米ISM非製造業景況指数が市場予想を上回ったことも投資家心理の改善につながり、株買いを促した。
債券・商品先物
米国債10年 4.090% (+0.031)
NY原油(WTI) USD/バレル 74.58 (+1.31%)
NY金(COMEX) USD/オンス 5,146.8 (+0.73%)
【日本】日経平均株価は中東情勢の悪化を受けてリスク回避の動きが優勢となり、一時2,600円超下落した
為替(17時)
3月4日の東京外国為替市場は、日経平均株価が一時2,600円超下落したことや片山財務相が「為替に関しては、ファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが望ましいのは共通の認識」「市場動向は非常に難しい状況になっているが、いつも以上に十分注視する」との発言から、為替介入を警戒した円買いが優勢となった。
米ドル円は、日経平均株価が軟調に推移し一時2,600円超下落したことや片山財務相の発言を受けて、157.17円まで下値を拡大した。もっとも前日安値の157.15円が目先のサポートとして意識されると買い戻されると、157.65円まで上値を伸ばした。もっとも上値は重たくその後はレンジ内でもみ合った。
ユーロドルは、朝方から対欧州通貨などに対して有事のドル買いが入り、一時1.1574ドルまで下押した。ただ、売り一巡後には買戻しが優勢となり徐々に下値を切り上げ、16時30分には1.1628ドルまで上値を伸ばした。もっとも積極的に買い進める展開ともならず、伸び悩んだ。
ユーロ円は、ドル円の下落や日経平均株価の下落に伴い売りが先行し13時台には182.37円まで下押した。ただ売り一巡後にはユーロドルの上昇を確認すると、買戻しが優勢となり16時台には182.79円まで上値を伸ばした。もっとも積極的な方向感は出にくく、17時にかけては伸び悩んだ。
債券
日本国債10年 2.109% (-0.029)
【市場主要イベント】
6日 ユーロ 10-12月期四半期域内総生産
米 2月非農業部門雇用者数変化