原油価格とともに、米10年債利回りは下落し全般でドル売りが優勢となった

【米国】中東情勢をめぐる緊張が後退し、原油価格の下落とともに「有事のドル買い」を巻き戻す動きが優勢

為替(2026年8月5日  6時00分)
米ドル円          USD/JPY   157.74(円)
ユーロ米ドル   EUR/USD  1.1532(米ドル)
ユーロ円          EUR/JPY   181.92(円)
ポンド円          GBP/JPY   212.20(円)
ポンド米ドル   GBP/USD  1.3450(米ドル)

 
8月4日のニューヨーク外国為替市場は、中東情勢を巡る不安が後退した事で、原油先物価格は下落し、「有事のドル買い」を巻き戻す動きが優勢となった。またベッセント財務長官は「介入の効果を持続させるには、追加措置が必要」「植田日銀総裁が必要な措置を講じるだろうと確信」と述べ、改めて利上げを求める考えを示唆したことで円買いが先行した。
 
米ドル円は、ベッセント財務長官から日銀の利上げを求める考え方を示すと円買いが先行し157.21円まで売りが先行した。ただ、アジア時間早朝の安値157.19円がサポートとして意識されると買い戻しが優勢となった。米国株や日経平均先物が上昇したことも相場を下支えした。
 
ユーロドルは、イラン外務省報道官は「オマーンとのホルムズ海峡における輸送に関する協議継続中」と述べたほか「イランはホルムズ海峡の機雷除去を欧州に許可する方針」との報道が伝わると中東情勢を巡る不安が後退した。これに伴い原油先物価格が下落すると、ユーロ買い・ドル売りが優勢となり、引け前には1.1534ドルまで上値を伸ばした。
 
株式
NYダウ平均       USD   54,085.87                 +907.47(+1.70%)
NASDAQ総合    USD   26,585.00              +1,211.15(+4.77%)
S&P 500             USD    7,736.51                   +136.02(+1.78%)

株式市場は、ベッセント財務長官の発言をきっかけに中東情勢を巡る緊張が緩和することへの期待感が高まると、買い注文が広がった。好決算を発表したキャタピラーが大幅に上昇したことも相場の押上要因となり、NYダウ平均は一時1,090ドル超の値上がりとなった。
 
債券・商品先物
米国債10年                              4.615%         (-0.065)
NY原油(WTI)     USD/バレル   75.56            (-6.12%)
NY金(COMEX)  USD/オンス   4,134.2         (+0.56%)
 

【日本】為替介入での円買いを巻き戻す動きとして、円売りが優勢となった

 
為替(17時)
8月4日の東京外国為替市場は、前日に続き円の売り戻しが優勢となった。片山財務相からは7月31日の為替介入について「今までもそうだが、介入の効果について特にお答えすることはできない」と述べた。この日は為替介入と思われるような動きはなく、全般で円売りが優勢となった。
 
米ドル円は、東京オープン直後から売りが先行したものの、下値の堅さを確認すると買いが優勢となった。日経平均株価が底堅く推移したことも相場の支えとなった。為替介入と思われるような値動きも確認できないことが買い安心感につながり、16時台には157.84円まで上値を伸ばした。
 
ユーロドルは、円相場が主導となる中でユーロドルは動意が薄く、1.1510ドルを挟んだ小幅なレンジ内でのもみ合いに終始した。ドル円がじり高に推移していることで、ややドル買いが優勢となった。
 
ユーロ円は、総じてドル円につれる値動きとなった。対ドルで円売りが優勢となっていることや日経平均株価の底堅い値動きも支援となり、16時台には181.68円まで上値を伸ばした。
 
債券
日本国債10年   2.841%     (+0.015%)
 

【市場主要イベント】
5日 日 日銀錦秋政策決定会合議事要旨
    米 ADP雇用統計
    米 ISM非製造業景況指数
6日 米 新規失業保険申請件数
7日 米 非農業部門雇用者数変化
    加 新規雇用者数


※8月6日〜8月14日までの間、マーケットニュースの公開は13時(日本時間)以降を予定しております。あらかじめご了承ください。

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