【米国】FRB理事の発言から、米利上げ観測が後退し全般でドル売りが優勢となった
為替(2026年9月4日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 155.80(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1625(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 181.13(円)
ポンド円 GBP/JPY 210.71(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3524(米ドル)
9月3日のニューヨーク外国為替市場は、ウォラーFRB理事は「インフレ圧力の鈍化が確認されれば、政策金利の据え置きを支持する」など発言したことで、米利上げ観測は後退し、全般でドル買いが優勢となった。日本では「GPIFが夏季休暇シーズンに会合を開くのは極めて異例で、基本ポートフォリオ見直し観測が高まっている」との見方が強まった。
米ドル円は、ウォラーFRB理事の発言を受けて米利上げ観測が後退すると、全般でドル売りが優勢となった。日本では年金積立金管理運用独立行政法人が資産構成を見直すとの観測も円買いを促し、午前2時前には155.30円まで下値を拡大した。
ユーロドルは、ウォラーFRB理事の発言を受けて米利上げ観測が後退すると全般でドル売りが優勢となった。下値を切り上げながら午前2時前には1.1641ドルまで上値を伸ばした。CMEグループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウォッチ」によると、次回FOMCで0.25%の利上げ予想は、63%から50%付近に低下した。
株式
NYダウ平均 USD 53,686.10 +624.16(+1.17%)
NASDAQ総合 USD 26,584.21 +364.37(+1.38%)
S&P 500 USD 7,747.70 +81.10(+1.05%)
株式市場は、ウォラーFRB理事は「インフレ圧力の鈍化が確認されれば、政策金利の据え置きを支持する」など発言したことで、米早期利上げ観測が後退した。これに伴い、米長期金利が低下し、主力株に買いが広がった。NYダウ平均株価は一時680ドル超上昇した。
債券・商品先物
米国債10年 4.770% (-0.010)
NY原油(WTI) USD/バレル 92.30 (+1.25%)
NY金(COMEX) USD/オンス 4,520.3 (+1.93%)
【日本】日銀の利上げ観測が高まる中で、全般で円買いが優勢となった
為替(17時)
9月3日の東京外国為替市場は、ベッセント財務長官が植田日銀総裁に過度な円安を是正する用対処を求めたほか、関係者筋の話として「日銀は9月会合で0.25%の利上げを実施し、その後のペースも柔軟に対応」「10月以降も利上げを排除せずに、経済物価に応じて柔軟に対応」などと伝わると、全般で円買いが優勢となった。
米ドル円は、ベッセント財務長官が植田日銀総裁との会談で円の大幅な過小評価に対処することを求めたことが伝わると、日銀の利上げペースが加速するとの見方が強まり、全般で円買いが優勢となった。目立った戻りもなく16時過ぎには156.35円まで下値を拡大した。
ユーロドルは、円がらみの取引が中心となる中で、対円でドルが売られていることから、ユーロドルでもドル売りが優勢となり、下値を切り上げながら、16時過ぎには1.1614ドルまで上値を伸ばした。もっとも買い一巡後には1.160ドルまで売り戻された。
ユーロ円は、全般で円買いが優勢となっていることや日経平均株価が下落している事から、売りが優勢となり16時過ぎには181.57円まで下値を拡大した。その後は下げ渋ったものの、上値は重たく戻りは限定的だった。
債券
日本国債10年 2.957% (-0.047%)
【市場主要イベント】
4日 米 8月非農業部門雇用者数変化